ディノザウルスの騎士 〜ヘッジファンド・ディーラーが送るマーケット・ニュース〜

世界経済・日本株・外貨・エネルギーなどの市況情報を、欧州系ヘッジファンド・グループの一員である日本企業オーナーが送る。

2009-07
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東京株式市場大引け 日経平均続落 前週末比465円05銭安

2008年10月6日(日本時間)

<株式市場大引け>

日経平均株価(東証) 1万473円09銭  前週末比465円05銭安

日経平均先物12月物(大証) 1万450円  前週末比510円安

日経平均先物12月物(シンガポール) 1万480円  前週末比495円安

東証1部売買代金  2兆3763億円

東証1部売買高    25億6695万株 

(概況)

前週末のNY市場は、9月の雇用統計が大幅に下振れ、雇用情勢の悪化が一段と鮮明となったものの、市場では既に織り込み済みとなっていた事もあり、目立った反応も見られず、逆に下院での金融安定化法案可決への期待感から、主要株価3指数は大幅高で推移した。しかし、午後に金融安定化法案が下院で可決されると、材料出尽くし感に加え、同法案の実効性に対する懐疑的な見方が再燃すると共に、金融機関の資本不足を解消する方策が未だ示されていない事で、一転して売りが優勢となり、取引終盤にかけて急落する展開となった。

週明けの東京市場は、欧米で拡大し続ける金融危機や、世界的な景気後退懸念が圧迫要因となり、金融や輸出関連株などを中心に売りが先行し、日経平均は年初来安値を更新して始まった。その後も、実需の買いが手控えられる中を先物主導で水準を切り下げていき、午後には急速な円高の進行が嫌気され、日経平均は投げを巻き込んで一段安の展開となっていった。世界的な景気後退や金融不安を背景に、リスク資産からの逃避傾向が鮮明になる一方、欧米の中央銀行による緊急利下げ観測などを手掛かりに、債券市場への資金シフトが一段と加速しており、世界の株式市場は下値のメドが見えない状況となっている。


<東京外国為替市場>

ドル/円(15時時点) 1ドル=103円32−35銭 前日比1円69銭 円高

(概況)

前週末のNY市場は、9月の雇用統計が大幅に下振れた事を受け、ドル/円は一時104円50銭付近まで下落。その後は下院での金融安定化法案可決への期待感からドルのショートカバーが優勢となり、一時106円台前半まで上昇する場面があったものの、同法案が可決された後は実効性に対する懐疑的な見方が再燃し、NY株が売りに圧された事から、ドル/円も伸び悩む展開となった。

週明けの東京市場は、金融安定化法案の実効性に対する懐疑的な見方や、欧州の金融危機の拡大を受けてのユーロ/円売りの加速による円買い圧力の高まりから、ドル/円も軟調な展開で始まった。その後、欧州で金融危機の深刻化するとの見方を背景にユーロ/円が一段安となった事で、ドル/円も連れ安の展開となり、午後には一時102円85銭まで下落する場面もあった。ただ、レパトリエーションに基づくドル需要などが下支え要因となり下げ渋るなど、クロス円に比べた相対的な評価から底堅い一面も見せている。


ユーロ/円(15時時点) 1ユーロ=140円51−56銭 前日比4円79銭 円高

(概況)

前週末のNY市場は、ユーロ圏の景気悪化懸念や金融不安の広がりから、ECBによる早期利下げ観測の浮上などを背景に、ユーロ/円は一時143円98銭まで下落する場面があった。しかし、その後は金融安定化法案可決への期待感によるドル/円の上昇から、円売り圧力が強まった事もあり、ユーロ円も買い戻しが優勢となり下げ渋る展開となった。

週明けの東京市場は、欧州で拡大する金融システム不安に対し、欧州4カ国の首脳が会談を行ったものの、目立った成果もなかった事に対する失望感から、一段とユーロ売りが加速して始まった。その後も、ユーロ/円売りの勢いは収まる気配が見えず、アジア株の大幅安やECBによる緊急利下げ観測を手掛かりに、ユーロ/円は午後に一時139円96銭まで急落する場面もあった。

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