ディノザウルスの騎士 〜ヘッジファンド・ディーラーが送るマーケット・ニュース〜

世界経済・日本株・外貨・エネルギーなどの市況情報を、欧州系ヘッジファンド・グループの一員である日本企業オーナーが送る。

NY市場の動向 NY株急落 デルの決算が重し

2008年8月29日(米国時間)

<株式市場>

NYダウ  1万1543ドル96セント  前日比171ドル22セント安

S&P500   1282.83   前日比17.85ポイント安

ナスダック   2367.52   前日比44.12ポイント安

日経平均先物9月物(シカゴ) 1万2910円  大証比150円安

NY原油 1バレル=115ドル46セント  前日比13セント安

(概況)

この日のNY市場は、前日発表のデルの5−7月期決算が市場予想を下回った事によるデル株急落が、ハイテク株全体の押し下げ要因となると共に、7月の個人消費支出(PCE)の下振れや、インフレ指標となるPCEデフレーターも高止まりするなど、米国景気の先行き不透明感が強まった事も市場心理を冷やし、主要株価3指数は大幅安の展開となった。明日からレーバーデーによる3連休を控え、ポジション整理や利益確定の動きが強まった事も、下げ幅を広げる一因となったとの見方もある。


<NY外国為替市場>

ドル/円  1ドル=108円80―85銭  前日比70銭 円高

(概況)

この日のNY市場は、地政学的リスクを背景にした原油相場の上昇により、アジア・欧州時間から続くドル売りの流れを引き継いで始まった。その後、7月の個人消費支出の下振れなどを背景に、ドル円は一時108円台半ばまで下落したもの、午後にかけては8月の消費者信頼感指数確報値や8月のシカゴ地区購買部協会景気指数の上振れが下支え要因となり、ドルは底堅い動きとなった。


ユーロ/円 1ユーロ=159円60―65銭 前日比1円45銭 円高

(概況)

この日のNY市場は、アジア・欧州時間で加速したユーロ安の流れを引き継いで始まり、7月の米個人消費支出の下振れによるユーロ/ドルの買い戻しが下支え要因となり、一時下げ渋るかに見えたが、その後はドル買い戻しが優勢になった事から、再びユーロは下げ足を速めていった。

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