ディノザウルスの騎士 〜ヘッジファンド・ディーラーが送るマーケット・ニュース〜

世界経済・日本株・外貨・エネルギーなどの市況情報を、欧州系ヘッジファンド・グループの一員である日本企業オーナーが送る。

2008-08
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東京株式市場大引け 日経平均続伸 前日比127円97銭高

2008年7月23日(日本時間)

<株式市場大引け>

日経平均株価(東証) 1万3312円93銭  前日比127円97銭高

日経平均先物9月物(大証) 1万3360円  前日比160円高

日経平均先物9月物(シンガポール) 1万3370円  前日比180円高

東証1部売買代金  2兆2627億円

東証1部売買高    20億2786万株 

(概況)

前日のNY市場は、ハイテク企業の決算が軒並みさえない内容となった事や、ワコビアの決算が大幅赤字となり減配を発表した事から、ハイテク・金融株に売りが先行。しかし、エネルギー需要の減速から原油相場が急落した事で、インフレ懸念の後退から小売・運輸などのセクターに買いが集まる一方、ワコビアが住宅部門のリストラ策を発表すると共に、自己資本は十分にある為に新株発行による増資の計画はないと発表した事から、金融セクターへの買い戻しが加速し、株価は引け前にかけて急速に上げ幅を拡大していった。

今日の東京市場は、米国の金融不安への過度の警戒感が和らぐ一方、原油相場の下落や円相場も円安基調で推移するなど、日本経済を取り巻く外部環境の改善が好感され、日経平均は買いが先行して始まった。その後も、上値での戻り売りなどをこなしながら、債券先物売り/株価指数先物買いのポジショントレードが主導する形で、日経平均は午後にかけて堅調に推移した。取引終盤にかけては先物への利益確定の売りが断続的に出た事で、日経平均はやや伸び悩む場面があったが、下値では押し目買いが入るなど底堅さもうかがえ、終値ベースで1万3000円台を維持して終了した。


<東京外国為替市場>

ドル/円(15時時点) 1ドル=107円33−36銭 前日比89銭 円安

(概況)

前日のNY市場は、フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁による早期利上げを示唆する発言を受け、序盤からドル買いが先行した。その後も、原油相場の急落やNY株の大幅高を受け、ドル買いの勢いは一段と加速し、ドル円は一時107円40銭台付近まで上昇した。

今日の東京市場では、プロッサー総裁の発言を受けた米国の金利先高観から、ドル買いが先行して始まった。その後も、ドルを巡る環境の好転から、ドル円は底堅い展開が続くものの、上値では戻り売りなどの厚い壁に阻まれ、小幅なレンジで売り買いが交錯し、一進一退を繰り返す展開が続いた。東京時間では目立った手掛かりに乏しかった事に加え、今夜はベージュブックの発表を控えている事もあり、その内容を見極めるまでは一段のドル買いには慎重になる向きが多かったようだ。

ユーロ/円(15時時点) 1ユーロ=169円48−52銭 前日比4銭 円高

(概況)

前日のNY市場は、フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁による早期利上げを示唆する発言を受け、対ドルでのユーロ売りが加速した事で、ユーロ円を圧迫する展開となった。

今日の東京市場では、米国の金利先高観を背景にした対ドルでのユーロ売りが圧迫要因となり、ユーロは軟調なスタートとなった。しかし、その後はユーロ売りの動きが一巡し、ドル円同様に小幅なレンジで一進一退を繰り返すなど、方向感に欠ける展開が続いた。こちらも、今夜のベージュブックの発表を控え、ポジション調整の動きに終始した。

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