ディノザウルスの騎士 〜ヘッジファンド・ディーラーが送るマーケット・ニュース〜

世界経済・日本株・外貨・エネルギーなどの市況情報を、欧州系ヘッジファンド・グループの一員である日本企業オーナーが送る。

NY市場の動向 NY株まちまち 金融とハイテクで明暗

2008年7月18日(米国時間)

<株式市場>

NYダウ  1万1496ドル87セント  前日比49ドル91セント高

S&P500   1260.68   前日比0.36ポイント高

ナスダック   2282.78   前日比29.52ポイント安

日経平均先物9月物(シカゴ) 1万3140円  大証比290円高

NY原油 1バレル=128ドル88セント  前日比41セント安

(概況)

この日のNY市場は、前日の取引時間外に発表されたメリルリンチの4−6月期決算が大きく下振れた事で、シティ・グループの決算への警戒感が強まっていた。しかし、シティの決算は3期連続の赤字となるも、市場予想よりも損失額が圧縮していた事から、金融システム不安への警戒感が後退する一方、今回の金融不安の震源地である政府系住宅金融のフレディマックが、最大で100億ドルの資本調達を検討していると伝わった事も買い安心感を与え、金融株への買い戻しが加速し相場全体を押し上げた。ただ、前日の取引時間外に発表されたマイクロソフトやグーグルの決算がさえず、ハイテク株が売られた事が相場の重しとなった。


<NY外国為替市場>

ドル/円  1ドル=106円95−107円00銭  前日比65銭 円安

(概況)

この日のNY市場は、シティ・グループの底堅い決算や、フレディマックの100億ドル規模の増資報道を受け、米国の金融システム不安が和らいだ事から、リスク回避の動きが後退し、ドル買いの流れが優勢となった。

ユーロ/円 1ユーロ=169円45−50銭 前日比90銭 円安

(概況)

この日のNY市場は、シティ・グループの底堅い決算による金融不安の後退から、欧米の金融株への買い戻しが加速するなど、リスク回避の動きが和らいだ事から、円売り・ユーロ買いが優勢になった。

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