ディノザウルスの騎士 〜ヘッジファンド・ディーラーが送るマーケット・ニュース〜

世界経済・日本株・外貨・エネルギーなどの市況情報を、欧州系ヘッジファンド・グループの一員である日本企業オーナーが送る。

NY市場の動向 NY株下落 財務悪化懸念が再燃

2008年7月7日(米国時間)

<株式市場>

NYダウ  1万1231ドル96セント  前週末比56ドル58セント安

S&P500    1252.31   前週末比10.59安

ナスダック    2243.32   前週末比2.06安

日経平均先物9月物(シカゴ) 1万3385円  大証比15円高

NY原油 1バレル=141ドル37セント  前週末比3ドル92セント安

(概況)

連休明けのNY市場は、原油相場の急落によるインフレ圧力の後退や、マイクロソフトがヤフーとのM&Aに向けての交渉再開の可能性を表明した事などを好感し、序盤から株価は堅調なスタートとなった。しかし、リーマン・ブラザーズが政府系金融のフレディマックやファニーメイに対し、会計基準の厳格化により今後750億ドル規模の増資が必要になるとの見方を示した事から、金融セクターを巡る懸念が再燃し、株価は午後にかけ一時急落する場面もあった。引けにかけては買い戻しから下げ渋ったものの、弱気相場入りしたNY株に対する一段の下振れ懸念から、上値は重く地合いの弱さが目立っている。


<NY外国為替市場>

ドル/円 1ドル=107円15−20銭  前週末比40銭 円安

(概況)

連休明けのNY市場は、アジア・欧州でのドル高基調や、NY原油相場の急落を受けて、ドル買いが先行してスタートした。しかし、会計基準の厳格化により政府系金融のフレディマックやファニーメイが、今後750億ドル規模の増資が必要になるとの報道が圧迫要因となり、ドル円は一時107円台後半から106円台前半まで急落する場面もあった。

ユーロ/円 1ユーロ=168円45−50銭 前週末比90銭 円安

(概況)

連休明けのNY市場は、ユーロ圏のマクロ指標の悪化や原油相場の急落を受け、序盤はユーロは上値の重い展開が目立ったものの、欧州株が総じて堅調だった事や、米国の政府系金融を巡る増資観測の浮上を機に、対ドルでユーロ買い戻しの動きが加速した事がサポート要因になり、中盤以降はユーロは堅調に推移していった。

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