ディノザウルスの騎士 〜ヘッジファンド・ディーラーが送るマーケット・ニュース〜

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東京市場大引け 日経平均急伸 前日比415円27銭高

 31日の東京株式市場で日経平均株価は急伸し、前日比415円27銭(2.57%)高の1万6569円9銭の高値引けで今週の取引を終了した。

 前日の米株式市場では、信用リスク拡大への警戒感が重石となり軟調に推移したが、引き続きハイテク株が堅調で相場を下支えした事から、下げ渋る展開となった。また、今朝の外為市場では国内需給を背景に、円相場が円安基調で推移している事などから、今日の東京市場ではハイテク株などの輸出関連銘柄に買いが集まって、日経平均は続伸して始まった。その後も、その後も高値圏での値動きを続け、一時200円超上げる場面もあった。今日も引き続き商いが低調ながらも、海外勢の売買動向が久々に買い越しとなっている事も、市場の心理を明るくした。ただ、サブプライム問題による信用リスクの広がりへの警戒感から、銀行などの金融株がさえない展開となって相場の重石となった。

 ただ午後に入ると、世界の金融市場に混乱を招いているサブプライム問題に対し、米国のブッシュ大統領が対策案を発表するとの報が伝わると、対策案への期待感を背景に信用不安への警戒感が後退し、リスク資産への買い安心感が一気に広がった。株価指数先物が主導する形で相場を押し上げると、午前は相場の重石となっていた金融株にも急速に買い戻しの動きが広がり、全面高の展開となって株価は急伸した。結局、今日の高値引けとなり、1万6500円台を回復して取引を終了した。

 東証1部の売買代金は概算2兆6696億円、売買高は18億4006万株。東証1部の値上がり銘柄数は1559、値下がりは99、横ばいは58だった。

 個別銘柄では、全面高の展開ながらハイテク株や資源セクターが高かった。一方、小売株が引き続き軟調。その他には中外薬、塩野義などがさえない

 大証の日経平均先物9月物も急伸し、前日比400円高の1万6600円の高値引けで今週の取引を終了した。一方、シンガポール市場の日経平均先物9月物は、前日の清算値と比べ380円高の1万6570円で取引を終え、大証の終値を30円下回った。

 前日の米株式市場は軟調ながらもハイテク株が堅調であった事や、今日の東京市場では円相場が円安基調で推移している事などが好感され、買いが先行する形となった。その後も、月末に絡んだ投信設定などの需給改善から、午前は高値圏での値動きに終始した。午後に入ると、31日にブッシュ米大統領がサブプライム問題への対応策を発表するとの報道が伝わると、信用収縮懸念の後退によりリスク回避の姿勢がやわらぎ、買いの勢いが急速に高まり一段高の展開となり、1万6600円台を回復して終了した。TOPIX先物9月物も大幅に続伸し、前日比39.5ポイント高の1611.5で今週の取引を終了した。日経300先物9月物も上昇。日経平均オプション9月物はコールのロングが優勢。

 一方、東京外国為替市場で円は対ドルで弱含み、15時時点では前日の17時時点に比べ53銭円安・ドル高の1ドル=116円16―22銭前後で推移している。今日の東京市場では月末の投信設定など実需に絡んだ円売りの思惑が先行し、朝方から円安基調で推移した。その後も激しく売り買いが交錯し、荒い値動きとなり一進一退を繰り返した。その後、昼前にかけて米国のブッシュ大統領が今夜サブプライム問題への対応策を発表すると報じられると、信用不安への警戒感が後退し円売りが強まる場面もあった。しかし、対応策への期待感が高まる一方で、サブプライム問題の解決には時間が掛かるとの見方も強くドルの上値も重い。今夜はバーナンキFRB議長の講演も控えており、その動向を見極めたいとの思惑から、ポジションを一方に傾けにくい展開である。

 円は対ユーロでもじり安となっており、15時時点では前日の17時時点と比べ1円14銭円安・ユーロ高の1ユーロ=158円82―85銭前後で推移している。前日の海外市場では、信用リスクへの警戒感が強まり、高金利通貨に対する円売りポジションを巻き戻す動きが広がった。しかし、今日の東京市場では投信設定などの国内需給に絡んだ思惑から円売りが優勢となって始まった。その後、月末を意識した売買が交錯し一進一退を繰り返した。ただ、今夜ブッシュ大統領がサブプライム問題への対策案を公表すると伝わると、世界的な信用リスクの拡大に対する警戒感が後退し、クロス円でも円売りの流れが強まり、円はじり安の展開となっている。

東京市場前引け 日経平均続伸 前日比181円41銭高

 31日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比181円41銭(1.12%)高の1万6335円23銭で午前の取引を終了した。

 前日の米株式市場では、信用リスク拡大への警戒感が重石となり軟調に推移したが、引き続きハイテク株が堅調で相場を下支えした事から、下げ渋る展開となった。また、今朝の外為市場では国内需給を背景に、円相場が円安基調で推移している事などから、今日の東京市場ではハイテク株などの輸出関連銘柄に買いが集まって、日経平均は続伸して始まった。その後も、その後も高値圏での値動きを続け、一時200円超上げる場面もあった。今日も引き続き商い低調ながらも、海外勢の売買動向が久々に買い越しとなっている事も、市場の心理を明るくしている。ただ、サブプライム問題による信用リスクの広がりへの警戒感から、銀行などの金融株がさえない展開となって相場の重石となっている。

、前引け時点の東証1部の売買代金は概算9262億円、売買高は6億6665万株。東証1部の値上がり銘柄数は1090、値下がりは482、横ばいは131だった。

 個別銘柄では、トヨタやソニーなどの輸出関連銘柄が総じて堅調。また、資源・海運などのセクターも高かった。その他には、合併報道を受け製紙株も高く、不動産や通信株なども上げた。一方、金融株や小売株がさえない。その他には、ソフトバンク、BS,中外薬などが安い。

 大証の日経平均先物9月物も続伸し、前日比150円高の1万6350円で午前を終えた。一方、シンガポール市場の日経平均先物9月物は、前日の清算値と比べ140円高の1万6330円で前場の取引を終え、大証を20円下回っている。

 前日の米株式市場は軟調ながらもハイテク株が堅調であった事や、今日の東京市場では円相場が円安基調で推移している事などが好感され、買いが先行する形となった。その後も、月末に絡んだ投信設定などの需給改善から、高値圏での値動きに終始した。TOPIX先物9月物も続伸し、前日比9.0ポイント高の1581.0で午前を終えた。日経300先物9月物も上昇。日経平均オプション9月物はプットショートが優勢。

 一方、東京外国為替市場で円は対ドルで一進一退で、11時時点では前日の17時時点に比べ41銭円安・ドル高の1ドル=116円05―08銭前後で推移している。前日の海外市場では、米株式市場が軟調に推移した事から、円を買い戻す動きが優勢となったが、今日の東京市場では月末の投信設定など実需に絡んだ円売りの思惑が先行し、朝方から円安基調で推移した。その後も激しく売り買いが交錯し、荒い値動きとなっている。なお早朝に発表された7月の全国消費者物価指数や鉱工業生産指数は想定内の数字だった事から、日銀の金融政策に与える影響はないとの見方から、円相場への反応はみられない。

 円は対ユーロでも一進一退となり、11時時点では前日の17時時点と比べ93銭円安・ユーロ高の1ユーロ=158円63―64銭前後で推移している。前日の海外市場では、信用リスクへの警戒感が強まり、高金利通貨に対する円売りポジションを巻き戻す動きが広がった。しかし、今日の東京市場では投信設定などの国内需給に絡んだ思惑から円売りが優勢となって始まった。その後、月末を意識した売買が交錯し一進一退を繰り返している。

東京市場寄り付き 日経平均続伸 前日比117円17銭高

 31日の東京株式市場で日経平安株価は続伸して始まり、前日比117円17銭高の1万6270円99銭で寄り付いた。

 前日の米株式市場では、信用リスク拡大への警戒感が重石となり軟調に推移したが、引き続きハイテク株が堅調で相場を下支えした事から、下げ渋る展開となった。また、今朝の外為市場では国内需給を背景にした円売りから、円相場が円安基調で推移している。こうした背景から、今日の東京市場ではハイテク株などに買いが集まって、日経平均は続伸して始まり、その後も高値圏で推移している。

 大証の日経平均先物9月物は続伸して始まり、前日比120円高の1万6320円で寄り付いた。一方、シンガポール市場の日経平均先物9月物は、前日清算値と比べ40円高の1万6230円で寄り付き、大証より90円下回っている。ちなみに、シカゴ市場の終値は1万6235円であった。前日の米株式市場は軟調ながらもハイテク株が堅調であった事や、今日の東京市場では円相場が円安基調で推移している事などが好感され、買いが先行する形となっている。

 一方、東京外国為替市場で円は対ドルで続落して始まり、9時時点では前日の17時時点に比べ36銭円安・ドル高の1ドル=116円00―03銭前後で推移している。前日の海外市場では、米株式市場が軟調に推移した事から、円を買い戻す動きが優勢となったが、今日の東京市場では月末の投信設定や実需に絡んだ円売りの思惑が先行し、朝がたから円安基調で推移している。なお早朝に発表された7月の全国消費者物価指数や鉱工業生産指数は想定内の数字だった事から、円相場への反応はみられない。

 円は対ユーロでも続落して始まり、9時時点では前日の17時時点と比べ85銭円安・ユーロ高の1ユーロ=158円55―56銭前後で推移している。前日の海外市場では、信用リスクへの警戒感が強まり、高金利通貨に対する円売りポジションを巻き戻す動きが広がった。しかし、今日の東京市場では投信設定などの国内需給に絡んだ思惑から円売りが優勢となっている。

海外市場の動向 米株軟調 金融株が重し

 30日の米株式市場で、NYダウは前日比50ドル56セント安の1万3238ドル73セント、S&P500は6.12ポイント安の1457.64で終えた。一方、ナスダック指数は2.14ポイント高の2565.30で終了した。

 この日の米株式市場は、再びサブプライム問題による信用リスクへの警戒感が重石となり、相場の圧迫要因となった。リーマン・ブラザーズが世界的な信用収縮を背景に、証券大手4社の利益見通しを引き下げた事や、フレディマックがデフォルトの急増で第二四半期が大幅減益となった事などから、金融株が下げを主導する格好となった。一方で、米連邦住宅公社監督局が30日発表した統計によると、4−6月期の住宅価格上昇率は過去10年間で最低となり、住宅市場を取り巻く環境が悪化している事を改めて鮮明にした。また、メリルリンチによるウォルマートの投資判断引き下げも、個人消費などの減速懸念を誘い、投資家の心理を冷やした。ただ、この日も引き続きハイテク株が堅調で相場の下支えとなった事や、バーナンキFRB議長のスピーチを明日に控え、FRBの金融政策のスタンスを見極めたいとの思惑もあり、見送りムードも強かった。

 ちなみに、シカゴ市場の日経平均先物9月物の清算値は1万6235円で、大証終値1万6200円を35円上回って終了した。

 一方、NY外国為替市場で円は対ドルで反発し、前日比33銭円高・ドル安の1ドル=115円85―98銭で取引を終えた。

 この日のNY市場は、サブプライム問題による信用リスク拡大懸念を背景に、クロス円などを中心に円キャリートレードを手仕舞う動きが優勢となった。対ドルでも米株式市場が軟調に推移した事から、円を買い戻す動きが優勢となったが、31日のバーナンキFRB議長の講演を控え、金融政策のスタンスを見極めたいとの思惑から、ドル円には見送りムードが強かった。

 円は対ユーロで大幅に反発し、前日比1円12銭円高・ユーロ安の1ユーロ=157円77―82銭で取引を終えた。こちらも、前日に豪州のヘッジファンドがサブプライム関連証券への投資が原因で、大きな危機を迎えていると報道された事などから、信用リスクへの警戒感が強まり、高金利通貨に対する円売りポジションを巻き戻す動きが広がった。

ヘッジファンドディーラーの市場解析

(←騎士たちのデジャ・ヴのHP版から、許可を得て転載しています。“D”の故郷の写真…ではなく“D”の故郷をイメージした絵だそうです。何度か行った事あるような…)
(↑↑我々の本拠の写真…ではなく“D”の故郷の「住処」をイメージした絵だそうです。何度か行った事あるような、無いような…騎士たちのデジャ・ヴのHP版から、許可を得て転載しています)

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特に「メディアの明日 - 3」(http://blog.livedoor.jp/dd_freak/archives/50451282.html)は必見。
「メディアの明日 - 4 <ネオ・リベラリストの世界征服>」などが消去され、この近辺の記事では唯一の残存分です。

諜報機関の中では、旧ソ連が崩壊し、

「CIA」が、存在感を強めているといえるでしょう。

そうなると、「FBI」は逆に、

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騎士たちのデジャ・ヴの
<<「世界情勢真相」カテゴリー・アーカイブス>>(http://blog.livedoor.jp/dd_freak/archives/cat_50031347.html)
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<<「世界情勢」カテゴリー・アーカイブス>>(http://blog.livedoor.jp/dd_freak/archives/cat_50031114.html)

の2つが頻繁に掲載しますので、
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このカテゴリーの最新記事は
「世界情勢真相 <FBI未公開ファイルと、プロパガンダの原理>」(http://blog.livedoor.jp/dd_freak/archives/50815747.html)

“D”の顔写真…ではなく「“D”の顔をイメージした絵」だそうです。部外者がいなくなったときのDの顔にあまりに似ている!
(↑↑“D”の顔写真…ではなく“D”の顔をイメージした絵だそうです。でも普通に、部外者がいなくなった時のDの素顔ですけど?我々だけに見せる素顔ながら、あまりに見慣れた顔なので特に恐怖などはなく、むしろ愛玩動物的感覚です…騎士たちのデジャ・ヴのHP版から、許可を得て転載しています)

東京市場大引け 日経平均反発 前日比140円99銭高

 30日の東京株式市場で日経平均株は反発し、前日比140円99銭(0.88%)高の1万6153円88銭で今日の取引を終了した。

 前日の米株式市場では、ハイテク株やエネルギー株が相場を牽引する一方、バーナンキFRB議長が民主党のシューマー議員に宛てた書簡で、信用不安で動揺する金融市場の沈静化の為に利下げの可能性を示唆した事から、主要株価3指数は軒並み大幅高となった。一方で、株高に伴い伴いリスク資産回帰の動きが強まり、円キャリートレード再開による円売り・ドル買いも急速に進行した。こうした流れを受け、今日の東京市場では主力株などを中心に買い戻しの動きが広がり、寄り付き直後に1万6200円台を回復した。その後も高値圏で推移するものの、外為市場で円安が一服した事への警戒感から、上値の重い展開となって伸び悩んだ。

 午後に入っても、前場の流れを引き継いで上値の重い展開が続いた。サブプライム問題の先行きへの不透明感から引き続き商いが細く、上値を追っていくエネルギーに欠けた。それに加え、外為市場では円が急速に下げ渋った事から、輸出関連株銘柄などが伸び悩むと、株価はじりじりと上げ幅を圧縮していき、一時1万6100円台を割り込む場面もあった。国内固有の手掛かり難から、外部環境頼みの相場展開となっており、週末に控えるバーナンキFRB議長のスピーチや、主要な経済指標の発表を見極めたいとの思惑から、朝方の買い一巡後は市場には見送りムードが強かった。

 東証1部の売買代金は概算で2兆1877億円、売買高は15億2349万株だった。東証一部の値上がり銘柄数は1096、値下がりは491、変わらずは128だった。

 個別銘柄では、TDKなどのハイテク株が総じて高い。また、海運・商社・通信・石油株などが高かった。その他は、JT、JFE、コマツ、三井不などが上げた。一方、小売株や製紙株が軟調。その他には、住金、トヨタ、武田、三菱UFJ、JR東日本などが下げた。

 大証の日経平均先物9月物も反発し、前日比150円高の1万6200円で今日の取引を終えた。一方、シンガポール市場の日経平均先物9月物は、前日の清算値に比べ140円高い1万6190円で取引を終え、大証の終値を10円下回った。

 
 前日に米株式市場の急反発と、それに伴う円キャリートレード再開で急速に円安が進行した事を好感し、朝方から買い注文が広がり、前日の下げを取り戻して推移した。しかしながら、円安が一服した事で輸出関連銘柄などが上値の重い展開となると、日経平均先物も伸び悩む展開となり、小幅なレンジでの値動きに終始。午後になっても流れは変わらず、為替がじりじりと円高方向へと振れ始めると徐々に伸び悩み、一時は1万6100円台を割り込む場面もあった。TOPIX先物9月物も反発し、前日比12.0ポイント高の1572.0で今日の取引を終えた。日経300先物9月物も上昇。日経平均オプション9月物はコールの上げが目立った。

 一方、東京外国為替市場で円は対ドルで下げ渋り、15時時点では前日の17時時点に比べて87銭円安・ドル高の1ドル=115円26―29銭前後で推移している。前日の海外市場で、米株式市場が大幅高して推移すると、リスク資産回帰への安心感が広がり、円キャリートレードを再開する動きから円売り・ドル買いが急速に膨らんだ。今日の東京市場でもこうした流れを引き継ぎ、円売り・ドル買いが優勢で始まった。その後は昼にかけて実需に絡んだ円買いや、外貨建て投信設定絡みの円売り・ドル買いで方向感のない展開となった。しかし、午後に入るとサブプライム関連での損失の噂や利下げ観測の後退などが手掛かりとなって、信用リスクへの警戒感から円を買い戻す動きが強まり、円はじりじりと水準を切り上げている。

 円は対ユーロで下げ渋り、15時時点では前日の17時時点と比べて1円87銭円安・ユーロ高の1ユーロ=157円44―47銭前後で推移している。こちらも前日の海外市場で、米株の大幅高を背景にリスク資産への許容度の高まりから、円キャリートレードの再開による円売り・ユーロ買いが急速に強まった。東京市場でもこうした流れを引き継いで始まったが、サブプライム問題に関連し豪州のヘッジファンドの破綻が報じられると、信用不安への警戒感からクロス円では下げ渋る展開となってた。午後に入ると、サブプライム問題に関するさまざまな観測や憶測で、市場にはリスク圧縮の動きが広がって、クロス円で円売りポジションを手仕舞う流れが強まっている。

東京市場前引け 日経平均反発 前日比206円12銭高

 30日の東京株式市場で日経平均株は反発し、前日比206円12銭(1.28%)高の1万6218円95銭で午前の取引を終了した。

 前日の米株式市場では、ハイテク株やエネルギー株が相場を牽引する一方、バーナンキFRB議長が民主党のシューマー議員に宛てた書簡で、信用不安で動揺する金融市場の沈静化の為に利下げの可能性を示唆した事から、主要株価3指数は軒並み大幅高となった。一方で、株高に伴い伴いリスク資産回帰の動きが強まり、円キャリートレード再開による円売り・ドル買いも急速に進行した。こうした流れを受け、今日の東京市場では主力株などを中心に買い戻しの動きが広がり、寄り付き直後に1万6200円台を回復した。その後も高値圏で推移するものの、外為市場で円安が一服したへの警戒感から、上値の重い展開となって伸び悩んだ。引き続き商いが細く、上値を追っていくエネルギーに欠ける。

 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で9629億円、売買高が6億6926万株。東証一部の値上がり銘柄数は1182、値下がりが393、変わらずが127。

 個別銘柄では、輸出関連銘柄や通信株が総じて高い。他にも資源・海運セクターなども高い。その他には、JT,三井不、BS,アステラス、みずほFGなどが高い。一方、小売り株が軟調。その他には、JR東日本、日本製紙、ソフトバンクなどが安かった。

 大証の日経平均先物9月物も反発し、前日比170円高の1万6220円で午前の取引を終えた。一方、シンガポール市場の日経平均先物9月物は、前日の清算値に比べ190円高い1万6240円で午前の取引を終え、大証を20円上回っている。

 前日に米株式市場の急反発と、それに伴う円キャリートレード再開で急速に円安が進行した事を好感し、朝方から買い注文が広がり、前日の下げを取り戻して推移した。しかしながら、円安が一服した事で輸出関連銘柄などが上値の重い展開となると、日経平均先物も伸び悩む展開となり、サヤ取りが中心の商いとなり、小幅なレンジでの値動きに終始した。TOPIX先物9月物も反発し、前日比16.0ポイント高の1576.0で午前を終えた。日経300先物9月物も上昇。日経平均オプション9月物はコールロングが優勢。

 一方、東京外国為替市場で円は対ドルでもみ合い、11時時点では前日の17時時点に比べて1円31銭円安・ドル高の1ドル=115円72―73銭前後で推移している。前日の海外市場で、米株式市場が大幅高して推移すると、リスク資産回帰への安心感が広がり、円キャリートレードを再開する動きから円売り・ドル買いが急速に膨らんだ。今日の東京市場でもこうした流れを引き継ぎ、円売り・ドル買いが優勢で始まったが、その後は実需に絡んだ円買いが下値を支え、もみ合う展開となっている。

 円は対ユーロで下げ渋り、11時時点では前日の17時時点と比べて2円46銭円安・ユーロ高の1ユーロ=158円02―07銭前後で推移している。こちらも前日の海外市場で、米株の大幅高を背景にリスク資産への許容度の高まりから、円キャリートレードの再開による円売り・ユーロ買いが急速に強まった。東京市場でもこうした流れを引き継いで始まったが、サブプライム問題に関連し豪州のヘッジファンドの破綻が報じられると、信用不安への警戒感からクロス円では下げ渋る展開となっている。

東京市場寄り付き 日経平均反発 前日比169円26銭高

 30日の東京株式市場で日経平均株価は反発して始まり、前日比169円26銭高の1万6182円9銭で寄り付いた。

 前日の米株式市場では、ハイテク株やエネルギー株が相場を牽引する一方、バーナンキFRB議長が民主党のシューマー議員に宛てた書簡で、信用不安で動揺する金融市場の沈静化の為に利下げの可能性を示唆した事から、主要株価3指数は軒並み大幅高となった。一方で、株高に伴い伴いリスク資産回帰の動きが強まり、円キャリートレード再開による円売り・ドル買いも急速に進行した。こうした流れを受け、今日の東京市場では主力株などを中心に買い戻しの動きが広がっている。その後も、じりじりと上げ幅を拡大し、1万6200円台で推移している。

 大証の日経平均先物9月物も反発して始まり、前日比220円高の1万6270円で寄り付いている。一方、シンガポール市場の日経平均先物9月物は、前日の清算値と比べ280円高の1万6330円で寄り付き、大証の日経225を60円上回っている。ちなみに、シカゴ市場の日経平均先物9月物の清算値は1万6375円で終了している。前日に米株式市場の急反発と、それに伴う円キャリートレード再開で急速に円安が進行した事を好感し、朝方から買い注文が広がり、前日の下げを取り戻して推移している。
 
 一方、東京外国為替市場で円は対ドルで大幅に反落して始まり、9時時点では前日の17時時点に比べて1円30銭円安・ドル高の1ドル=115円71―74銭前後で推移している。前日の海外市場で、米株式市場が大幅高して推移すると、リスク資産回帰への安心感が広がり、円キャリートレードを再開する動きから円売り・ドル買いが急速に膨らんだ。今日の東京市場でもこうした流れを引き継ぎ、朝方から円安基調で推移している。今日は米株の大幅高を受け、日経平均も大幅に反発する事が予想される事から、円は更に弱含んで推移する可能性がある。

 円は対ユーロでも急反落して始まり、9時時点では前日の17時時点と比べて2円62銭円安・ユーロ高の1ユーロ=158円18―21銭前後で推移している。こちらも前日の海外市場で、米株の大幅高を背景にリスク資産への許容度の高まりから、円キャリートレードの再開による円売り・ユーロ買いが急速に強まった。特に、ユーロを含めた高金利通貨のクロス円でこうした動きは顕著で、英ポンドやNZドルなどは軒並み円に対して急伸している。

海外市場の動向 米株急反発 ハイテク株が主導

 29日の米株式市場はは急反発し、NYダウは前日比247ドル44セント高の1万3289ドル29セント、S&P500は31.40ポイント高の1463.76、ナスダック指数は62.52ポイント高の2563.16でこの日の取引を終えた。

 前日に米株主要3指数が大幅安となり、サブプライム問題による信用不安への警戒感が再び強まる中、この日の米株式市場ではハイテク株が主導する形で株価は急反発した。HDDメーカー最大手のシーゲート・テクノロジーが7−9月期の業績見通しを上方修正し、アップルがクリスマス商戦へ向けiPodの新機種発表の観測が浮上した事から、ハイテク企業に対する業績上ぶれ期待で大幅高となった。また、この日のNY原油相場が大幅高となった事から、エネルギー株も大幅高となり相場牽引の役割を果たした。

 一方、バーナンキFRB議長が民主党のシューマー議員に対する書簡で、サブプライム問題に端を発する金融市場の混乱に対し、事態の沈静化の為に必要なら行動する用意があるとの見解を示した事が伝わった。これを受け、FRBによる9月利下げの観測が急速に高まり、信用不安の拡大に対する警戒感が後退し、金融株などにも買い戻す動きが広がった事で、株価を一段と押し上げる要因となった。

 ちなみに、シカゴ市場の日経平均先物9月物の清算値は1万6375円で、大証終値1万6050円を325円上回って終了した。

 一方、NY外国為替市場で円は対ドルで大幅に反落し、前日比1円90銭円安・ドル高の1ドル=116円10―15銭で取引を終えた。

 この日のNY市場では前日のアジア市場の流れを引き継ぎ、円は114円台で始まった。ただ、ハイテク株やエネルギー株が牽引する形で米株式市場が大幅高して推移すると、リスク資産回帰への安心感が広がり、円キャリートレードを再開する動きから円売り・ドル買いが急速に膨らんだ。
 
 円は対ユーロで急反落し、前日比3円45銭円安・ユーロ高の1ユーロ=158円82―87銭で取引を終えた。こちらも米株の大幅高を背景に、リスク許容度の高まりから、円キャリートレードの再開による、円売り・ユーロ買いが急速に強まった。特に、ユーロを含めたクロス円でこうした動きは顕著で、英ポンドやNZドルなどは軒並み円に対して急伸している。

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東京市場大引け 日経平均続落 前日比274円66銭安

 29日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落し、前日比274円66銭(1.68%)安の1万6012円83銭で今日の取引を終了した。

 前日の米株式市場で、再び信用リスクへの警戒感が再燃すると共に、サブプライム問題の実体経済への影響が意識され、主要株価3指数が大幅に続落する展開となった。一方で、株安によってリスク資産からの逃避傾向が強まり、円キャリートレードを巻き戻す動きから、急速に円高・ドル安が進行した。こうした背景から、今日の東京市場では朝方から全面安の展開となり、寄り付き直後に一時400円以上も下げる場面もあった。朝方の売りが一巡すると、その後は安値圏でのもみ合いに終始し、午前に掛けて外為市場での円高基調が買い戻しの動きを押さえ込む様な格好となった。

 午後に入ると、寄り付き直後に先物への大口の売り注文に振られる形で下げ幅を拡大したものの、その後は外為市場で円高の流れが一服した事から、好業績銘柄などの一角に買い戻しの動きが広がり、日経平均は徐々に下げ渋る展開となった。結局、大引け間際に1万6000円台を回復して取引を終了した。ただ、サブプライム問題による信用収縮の先行きへの不透明感から、引き続き海外勢が様子見を強めて商いが膨らまず、今日も先物の動向にに振られる展開となった。

 東証1部の売買代金は概算で2兆4150億円、売買高は同16億9141万株。東証一部の値上がり銘柄数は166、値下がりは1490、変わらずは58だった。

 個別銘柄では、ほぼ全面安の展開ながら、JT,板硝子、花王、JR東日本などが上げた。一方、金融セクターを始め、資源セクターや輸出関連セクターまで軒並み下げた。

 大証の日経平均先物9月物も続落し、前日比220円安の1万6050円で今日の取引を終了した。一方、シンガポール市場の日経平均先物9月物は、前日の清算値と比べ255円安い1万6050円で取引を終え、大証終値と変わらずであった。

 前日の米株式市場が大幅安となり、外為市場では円高が急速に進行した事から、朝方から日経平均先物も大幅安の展開となった。一時は400円超下げ1万5800円台前半まで下げる場面もあった。その後も外為市場での円高が重しとなり、安値圏での値動きに終始した。午後になると、一時大口の売りでこの日の安値を更新する場面もあったが、その後は円高が一服した事から、買い戻しの動きが広がり急速に下げ渋る展開となった。TOPIX先物9月物も続落し、前日比25.0ポイント安の1560.0で取引を終了した。日経300先物9月物は下落。日経平均オプション9月物はプットが買われた。

 一方、東京外国為替市場で円相場は小動きとなっており。15時時点では前日の17時時点に比べ1円23銭円高・ドル安の1ドル=114円25―27銭前後で推移している。

 前日の海外市場で、住宅市場関連の指標の悪化を受け、サブプライム問題による信用不安への警戒感が強まり、一方で実体経済に対する影響も懸念され始めた事から、米株主要3指数が大幅安の展開となった。これを受けて、リスク資産圧縮の動きが急速に高まり、円キャリートレード巻き戻しによる円高・ドル安が進行した。今日の東京市場でもこうした流れを受け、朝方から円を買い戻す動きが広がり、午前に掛けて円は急伸した。しかし、投信設定や実需筋の円売りが上値を抑えると円は伸び悩み、その後はディーラーによるサヤ取りなどで売り買いが激しく交錯しもみ合いとなっている。

 円はユーロに対しても大幅続伸。12時時点では前日の17時時点に比べて2円33銭円高・ユーロ安の1ユーロ=155円22―25銭前後で推移している。こちらも前日の海外市場で、米株の大幅安で信用リスクへの警戒感が再燃し、リスク圧縮による円キャリートレード巻き戻しで、円高・ユーロ安が急速に進行した。こうした流れを受け、今日の東京市場でもクロス円を中心に円を買い戻す動きが急速に強まって、昼にかけて円は急伸した。ただ、午後に入ると円は伸び悩む展開となっている。

海外市場の動向 米株大幅続落 信用リスク懸念が再燃

 28日の米株式市場は大幅続落し、NYダウは前日比280ドル28セント安の1万3041ドル85セント、S&P500が34.43ポイント安の1432.36、ナスダックは60.61ポイント安の2500.64で終えた。

 この日の米株式市場は、再び信用リスクへの警戒感が再燃すると共に、サブプライム問題の実体経済への影響が意識され、株価は大幅に続落する展開となった。

 まず、S&Pが発表した全米20都市部の住宅価格を示す6月のケース・シラー住宅価格指数で、前年同月比3.2%低下とここ20年来で最大の低下幅を記録した事で、住宅市場の調整が一段と長引き米景気への悪影響が懸念され、住宅関連銘柄に売り注文が広がった。一方で、メリルリンチが世界的な信用収縮懸念を背景に、シティグループやリーマン・ブラザーズ、ベアー・スターンズなどの投資判断を引き下げた他、米資産管理銀行大手のステート・ストリートがCP関連の融資が焦げ付くとの見方が広がるなどした事から、銀行・証券などの金融株が大幅に下落した。また、8月の消費者マインド指数がハリケーン「カトリーナ」の襲来直後以来で最大の低下となった事も、投資家の心理を悪化させた。

 午後になると、金融市場の混乱を沈静化する為に、9月利下げをするのかに注目が集まっている今月7日のFOMCの議事録が公表された。しかし、サブプライム問題による信用リスクの高まりを認識しつつも、インフレ抑制に金融政策の軸足を置いているとの姿勢を改めて示した事で、9月利下げ観測が後退し株価は一段安の展開となった。結局、主要な米株式3指数ともにこの日の安値圏で取引を終了した。

 ちなみに、シカゴ市場の日経平均先物9月物の清算値は1万5950円で、大証終値1万6270円を320円下回って終了した。

 一方、NY外国為替市場で円は対ドルで大幅に続伸し、前日比1円58銭円高・ドル安の1ドル=114円24―37銭で取引を終えた。

 朝方から弱い住宅関連指標の発表や、金融機関への投資判断の引き下げなどを背景に、米国株が大幅続落となったことを受け、リスク回避による円キャリートレード解消の動きが広がり、円買い・ドル売りが優勢となった。その後、FOMC議事録が公表され、9月利下げについてタカ派的な内容ではなかった事から、米株が一段安となると、円を買い戻す動きは更に加速し、この日の高値で取引を終了した。

 円は対ユーロでも大幅に続伸し、前日比2円58銭円高・ユーロ安の1ユーロ=155円42―48銭で取引を終えた。こちらも欧米の株式市場が大幅安となったことを受け、改めてリスク資産への警戒感が広がり、円キャリートレード解消の動きによる円買い・ユーロ売りが優勢だった。

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東京市場大引け 日経平均小反落 前日比13円90銭安

 28日の東京株式市場で日経平均株価は小幅ながら反落し、前日比13円90銭(0.08%)安の1万6287円49銭でで今日の取引を終了した。

 前日の米国で7月の米中古住宅販売件数の発表があり、中古住宅販売件数は5ヶ月連続の減少となる前月比0.2%減ながら市場予想を何とか上回るも、前年同月比では9%減と大きく下げた事に加え、一戸建て中古住宅の販売在庫が9.2カ月分と、1991年以来の高水準となった。これを受けて、住宅市場の調整が長期化するとの思惑が広がり、サブプライム問題による信用不安への懸念が再び意識され、米株式市場は反落し、外為市場では円高が進行した。今日の東京市場でもこうした背景から、輸出関連株などを中心に売られて日経平均は反落して始まり、一時100円超下げた後は小安い水準で推移した。ただ、昨日に引き続き商いが閑散としながらも、好業績銘柄への物色が相場を下支えし底堅く推移すると、前引けにかけて上げに転じた。

 しかし午後に入ると、日経平均は再び下げに転じた。外為市場で再び円高が強まった事に加え、他のアジア市場が軟調な展開となった事を背景に、戻り待ちや利益確定の売りに押された。その後も商いが閑散とする中、先物に振られる形でじりじりと下げ幅を拡大し、一時100円超も下げる場面もあった。今夜のFOMC議事録の公表を控え、金融市場の混乱に対するFRBの金融政策のスタンスを見極めたいとの思惑から、市場全体に様子見ムードが強かった。結局、大引けにかけては先物主導で急速に下げ渋って取引を終了した。

 東証1部の売買代金は概算で1兆8851億円、売買高は13億3187万株。東証一部の値上がり銘柄数は654、値下がりは941、変わらずは117。

 個別銘柄では、海運セクターや医薬品・紙パルプ株が総じて高かった。その他には、JT,ソフトバンク、ニコン、三菱商、NTTなどが上げた。一方、大手銀株やトヨタなどの輸出関連株も安かった。その他には、BS,住友鉱、住友商、野村、住金、東電、KDDIなどが下げた。

 大証の日経平均先物9月物も小幅ながら反落し、前日比40円安の1万6270円で今日の取引を終えた。一方、シンガポール市場の日経平均先物9月物は、前日の清算値と比べ15円安い1万6300円で今日の取引を終え、大証の終値を30円上回った。

 前日の7月の米中古住宅販売件数の発表を受け米株式市場が反落し、他方ではリスク資産への回避から、円キャリートレードを巻き戻す動きで円高に振れた事などから、日経平均先物も反落して始まった。その後、安値圏で推移していたが、徐々に買い戻しの動きが優勢となって、じりじりと下げ幅を縮小していき、前引け間際には上げに転じた。午後に入ると、円高を嫌気した売りから再び下げに転じた。その後は、商いが閑散とする中で方向感に乏しい展開となった。サブプライム問題に絡む信用不安が完全に払拭されない事で、投資家のリスク資産回帰の動きも鈍い。今夜はFOMCの議事録公開を控え、市場には手控えムードが強かった。TOPIX先物9月物も小幅ながら反落し、前日比3.0ポイント安の1585.0で今日の取引を終えた。日経300先物9月物は下落。日経平均オプション9月物はプット・コールともにショートが優勢。

 一方、東京外国為替市場で円は対ドルでもみ合い、15時時点では前日17時時点に比べて64銭円高・ドル安の1ドル=115円52―54銭前後で推移している。前日の海外市場で、7月の米中古住宅販売件数の発表を受け、住宅市場の調整が長期化し景気への足かせになるとの見方が広がり、米株式市場は下落した。それに伴い、信用リスクへの警戒感が再び意識され、リスク圧縮の動きから円を買い戻す動きが優勢となった。今日の東京市場もこうした流れを引き継いで始まったが、日経平均が前引けにかけて上げに転じると、円売り圧力が強まり一時円は弱含んだ。しかし、午後に入ると日経平均が再び下げに転じ、他のアジア市場も軟調に推移した事から、リスク回避により円を買い戻す動きが再び優勢となった。その後は、円は伸び悩みながら、今日の高値圏でもみ合いとなっている。

 円は対ユーロでももみ合いとなっており、15時時点では前日の17時時点と比べ1円26銭円高・ユーロ安の1ユーロ=157円41―43銭前後で推移している。前日の海外市場で、サブプライム問題に絡む信用リスクへの警戒感から、リスク回避による円買い・ユーロ売りが強まる一方で、ECBのトリシェ総裁が9月利上げの観測の後退と受け取られる発言も支援材料となった。東京市場でもこうした流れを受け、朝方から円買い・ユーロ売りが優勢となって始まったが、日経平均株価が前引けにかけて上げに転じると、リスク資産への警戒感がやわらぎ円は弱含んで推移してた。しかし、午後に株価が下げに転じると再び円買い圧力が強まって、円は強含んで推移した。

東京市場前引け 日経平均続伸 前日比30円67銭高

 28日の東京株式市場で日経平均株価は小幅ながら続伸し、前日比30円67銭(0.18%)高の1万6332円6銭でで午前の取引を終了した。

 前日の米国で7月の米中古住宅販売件数の発表があり、中古住宅販売件数は5ヶ月連続の減少となる前月比0.2%減で市場予想を何とか上回ったが、前年同月比では9%減と大きく下げた事に加え、一戸建て中古住宅の販売在庫が9.2カ月分と、1991年以来の高水準となった。これを受けて、住宅市場の調整が長期化するとの思惑が広がり、サブプライム問題による信用不安が再び意識され、米株式市場は反落し、外為市場では円高が進行した。今日の東京市場でもこうした背景から、輸出関連株などを中心に売られて日経平均は反落して始まり、一時100円超下げた後は小安い水準で推移した。昨日に引き続き商いが閑散とする中、好業績銘柄への物色が相場を下支えし底堅く推移すると、前引けにかけて上げに転じた。

 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で8330億円、売買高も6億82万株。東証1部の値上がり銘柄数は675、値下がり銘柄数は870、変わらずは157だった。

 個別銘柄では、海運セクターや商社・不動産・医薬品株などが総じて高い。その他には、JT,コマツ、ファナック、オリンパス、NTTなどが高かった。一方、トヨタ、TDK,松下などの輸出関連株の一角が安い。その他には、BS、野村、KDDIなどが軟調。

 大証の日経平均先物9月物も小幅ながら続伸し、前日比30円高の1万6340円で午前の取引を終了した。一方、シンガポール市場の日経平均先物9月物は、前日の清算値と比べ5円高の1万6320円で前場の取引を終え、大証を20円下回っている。

 前日の7月の米中古住宅販売件数の発表を受け米株式市場が反落し、他方ではリスク資産への回避から、円キャリートレードを巻き戻す動きで円高に振れた事などから、日経平均先物も反落して始まった。その後、安値圏で推移していたが、徐々に買い戻しの動きが優勢となって、じりじりと下げ幅を縮小していき、前引け間際には上げに転じたTOPIX先物9月物も小幅ながら続伸し、前日比3.5ポイント高の1591.5で午前の取引を終えた。日経300先物9月物は変わらず。日経平均オプション9月物はプットショートが優勢。

 一方、東京外国為替市場で円は対ドルで弱含み、11時時点では前日17時時点に比べて52銭円高・ドル安の1ドル=115円62―64銭前後で推移している。前日の海外市場で、7月の米中古住宅販売件数が市場予想を上回るも、販売在庫が9.2ヶ月分という高水準となった事から、住宅市場の調整が長期化し、それが景気への足かせになるのではとの見方が広がり、米株式市場は下落した。それに伴い、信用リスクへの警戒感が再び意識され、リスク圧縮の動きから円を買い戻す動きが優勢となった。今日の東京市場もこうした流れを引き継いで始まり、その後は売り買いが激しく交錯してもみ合ったが、日経平均が前引けにかけて上げに転じると、円売り圧力が強まり円は弱含んでいる。

 円は対ユーロでも弱含み、11時時点では前日の17時時点と比べ1円8銭円高・ユーロ安の1ユーロ=157円59―64銭前後で推移している。前日の海外市場で、サブプライム問題に絡む信用リスクへの警戒感から、リスク回避による円買い・ユーロ売りが強まる一方で、ECBのトリシェ総裁が9月利上げの観測の後退と受け取られる発言も支援材料となった。東京市場でもこうした流れを受け、朝方から円買い・ユーロ売りが優勢となって始まったが、日経平均株価が前引けにかけて上げに転じると、リスク資産への警戒感がやわらぎ円は弱含んで推移している。

東京市場寄り付き 日経平均反落 前日比87円30銭安

 28日の東京株式市場で日経平均株価は反落して始まり、前日比87円30銭安の1万6214円9銭で寄り付いている。

 前日の米国で7月の米中古住宅販売件数の発表があり、中古住宅販売件数は5ヶ月連続の減少となる前月比0.2%減で市場予想を何とか上回ったが、前年同月比では9%減と大きく下げた事に加え、一戸建て中古住宅の販売在庫が9.2カ月分と、1991年以来の高水準となった。これを受けて、住宅市場の調整が長期化するとの思惑が広がり、サブプライム問題による信用不安が再び意識され、米株式市場は反落し、外為市場では円高が進行した。今日の東京市場でもこうした背景から、輸出関連株などを中心に売られて日経平均は反落して始まり、その後も小安い水準で推移している。ここ最近の急ピッチの戻しに対する警戒感もあり、今日も上値の重い展開になる事が予想される。

 大証の日経平均先物9月物も反落して始まり、前日比100円安の1万6210円で寄り付いている。一方、シンガポール市場の日経平均先物9月物は、前日の清算値と比べ60円安の1万6255円で寄き、大証を45円上回っている。ちなみに、シカゴ市場の清算値は1万6300円であった。

 前日の7月の米中古住宅販売件数の発表を受け米株式市場が反落し、他方ではリスク資産への回避から、円キャリートレードを巻き戻す動きで円高に振れた事などから、日経平均先物も売り注文が優勢となっている。

 一方、東京外国為替市場で円は対ドルで反発して始まり、9時時点では前日17時時点に比べて54銭円高・ドル安の1ドル=115円62―67銭前後で推移している。前日の海外市場で、7月の米中古住宅販売件数が市場予想を上回るも、販売在庫が9.2ヶ月分という高水準となった事から、住宅市場の調整が長期化し、それが景気への足かせになるのではとの見方が広がり、米株式市場は下落した。それに伴い、信用リスクへの警戒感が再び意識され、リスク圧縮の動きから円を買い戻す動きが優勢となった。今日の東京市場もこうした流れを引き継いで始まっている。

 円は対ユーロでも大幅に反発して始まり、9時時点では前日の17時時点と比べ1円円高・ユーロ安の1ユーロ=157円67―69銭前後で推移している。前日の海外市場で、サブプライム問題に絡む信用リスクへの警戒感から、リスク回避による円買い・ユーロ売りが強まる一方で、ECBのトリシェ総裁が9月利上げの観測に対し、そういう予断を持たせた事はないとの見解を示した事から、円買い・ユーロ売りが更に強まった。東京市場でもこうした流れを受け、朝方から円買い・ユーロ売りが優勢となっている。

海外市場の動向 米株反落 住宅市場の調整長引く

 週明け27日の米株式市場は反落し、NYダウは前週末比56ドル74セント安の1万3322ドル13セント、S&P500は12.58ポイント安の1466.79、ナスダックは15.44ポイント安の2561.25で終えた。

 この日は、サブプライム問題における最大の関心事である、住宅市場の現状を見極める上で重要な7月の米中古住宅販売件数の発表があった。気になる内容については、中古住宅販売件数は5ヶ月連続の減少となる前月比0.2%減で市場予想を何とか上回ったが、前年同月比では9%減と大きく下げた事に加え、一戸建て中古住宅の販売在庫が9.2カ月分と、1991年以来の高水準となった。これを受けて、住宅市場の調整が長期化するとの思惑が広がり、住宅関連銘柄などを中心に株価は下落した。一方で、住宅ローンの焦げ付きの増加が、銀行の業績を圧迫するとの懸念から、金融株も相場を押し下げる要因となった。ただ、金融市場の混乱が落ち着きを見せ始めている事に加え、英が祝日など米市場自体も商いが膨らまず、下値を売り込んでいく流れにはならなかった。

 ちなみに、シカゴ市場の日経平均先物9月物の清算値は1万6300円で、大証終値1万6310円を10円下回り、シンガポール市場の終値1万6315円を15円下回った。

 一方、NY外国為替市場で円は対ドルで反発し、前週末比62銭円高・ドル安の1ドル=115円81―85銭で取引を終えた。

 この日発表された7月の中古住宅販売件数は市場予想を上回ったものの、販売在庫が9.2ヶ月分の高水準となった事から、住宅市場の調整が長期化し、それが景気への足かせになるのではとの見方が広がり、米株式市場は下落した。それに伴い、信用リスクへの警戒感が再び意識され、リスク圧縮の動きから円を買い戻す動きが優勢となった。
 
 円は対ユーロでも反発し、前週末比1円20銭円高・ユーロ安の1ユーロ=158円05―10銭で取引を終えた。こちらも、サブプライム問題に絡む信用リスクへの警戒感から、リスク回避による円買い・ユーロ売りが強まった。また、ECBのトリシェ総裁が講演で9月利上げの観測に対し、そういう予断を持たせた事はないとの見解を示した事も、ユーロ売りの支援材料となった。

ヘッジファンドディーラーの市場解析

(←騎士たちのデジャ・ヴのHP版から、許可を得て転載しています。“D”の故郷の写真…ではなく“D”の故郷をイメージした絵だそうです。何度か行った事あるような…)
(↑↑我々の本拠の写真…ではなく“D”の故郷の「住処」をイメージした絵だそうです。何度か行った事あるような、無いような…騎士たちのデジャ・ヴのHP版から、許可を得て転載しています)

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CIA、FBIなどの今後は、それらのファイルの扱いや内容で分かってくるでしょう。「D」はこのカテゴリーの未公開分(約8割)を再公開する意向との情報も有り。

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「世界情勢真相 <FBI未公開ファイルと、プロパガンダの原理>」(http://blog.livedoor.jp/dd_freak/archives/50815747.html)

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東京市場大引け 日経平均反発 前週末比52円42銭高

週明け27日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前週末比52円42銭(0.32%)高の1万6301円39銭で今日の取引を終了した。

 前週末の米国で、7月の耐久財受注と新築住宅販売件数の二つの注目すべき経済指標が発表され、いずれも市場予想を大きく上回る伸びを示した事で、米景気の底堅さを再確認すると共に、住宅市場の調整も順調に進んでいるとの見方が広がり、米株式市場は大幅に反発した。また、外為市場ではクロス円などを中心に、円キャリートレードが膨らんで円安が急速に進行した。これを受けて今日の東京市場でも、朝方から主力株などを中心に買い注文が広がり、一時上げ幅が200円超で推移する場面もあった。ただ買い一巡後は、先週の急ピッチの戻り歩調への警戒感に加え、安倍内閣の内閣改造の発表を控え、様子見ムードが強まり徐々に上値が重くなっていった。

 午後に入っても商いが膨らまず、手掛かり難で相場の方向性が見えてこない上に、外為市場で円が強含んで推移している事もあり、先物に振られる形で輸出関連株などを中心に戻り売り圧力にじりじりと押され、株価は伸び悩む展開となった。今夜には7月米住宅中古住宅販売やECBのトリシェ総裁の講演を控え、サブプライム問題に関連しその動向を見極めたいとの思惑もあり、引けにかけても様子見ムードからさえない展開に終始した。

 東証1部の売買代金は概算で2兆250億円で、売買高は14億7122万株。東証一部の値上がり銘柄数は924、値下がりは674、変わらずは124だった。

 個別銘柄では、自動車株や通信株が総じて堅調であった。その他には、JT,武田、東エレク、京セラ、キャノン、ニコン、菱地所、東電などが高かった。一方、大手銀行株や商社株のが軟調。その他には、野村、信越化、オリンパス、JR東日本などが下落した。

 大証の日経平均先物9月物は反発し、前週末比70円高の1万6310円で今日の取引を終了した。一方、シンガポール市場の日経平均先物9月物は、前週末の清算値と比べ115円高い1万6315円で取引を終え、大証終値より5円上回った。

 前週末に発表された強めの経済指標を背景に、米株式市場が大幅に反発すると共に、外為市場では円安が進行した事などから、日経平均先物も大幅に反発して始まった。その後、上げ幅を拡大し一時1万6500円台を回復する場面もあったが、買い一巡後は戻り売りなどに押され、上値の重い展開となった。午後に入ると、円相場が強含んで推移した事を嫌気し、大口の売り注文が断続的に出ると、急速に上げ幅を縮小し伸び悩んだ。その後は、様子見ムードが強まり商いが閑散とする中、前週末終値付近での小動きに終始した。TOPIX先物9月物も小反発し、前週末比1.0ポイント高の1588.0で今日の取引を終えた日経300先物9月物は上昇。日経平均オプション9月物はプットショートが優勢。

 一方、東京外国為替市場で円は対ドルで下げ渋り、16時時点では前週末の17時時点に比べて14銭円安・ドル高の1ドル=116円23―25銭前後で推移している。前週末の米株式市場が強めの経済指標を背景に大幅に反発した事から、リスク資産回帰への安心感が広がり、円キャリートレード再開により円安が進んだ。今日の東京市場でもこうした流れを引き継いで、朝方は円売り・ドル買いが優勢で始まった。その後は、サブプライム問題による円キャリートレード再開への警戒感や、利益確定の円買いなどを背景に、昼にかけて円は急速に下げ渋る展開となった。ただ、午後にかけては手掛かり難から小動きに終始し、今夜の海外市場の動向を睨み様子見が強まっている。

 円は対ユーロでも下げ幅を圧縮し、16時時点では前週末の17時時点と比べ1円37銭円安・ユーロ高の1ユーロ=158円93―95銭前後で推移している。こちらも、前週末の海外市場の流れを引き継ぎ、世界的な信用収縮の懸念が沈静化に向かいつつあるとの見方から、リスク許容度の高まりを背景に円キャリートレード再開による円売り・ユーロ買いが優勢となって始まった。しかし、信用不安がくすぶる事への警戒感や利益確定の動きから、円を買い戻すがじりじりと強まり、午後にかけても日経平均が伸び悩んだ事もあり、円は一段と下げ幅を圧縮している。

東京市場寄り付き 日経平均反発 前週末比180円4銭高

 週明け27日の東京株式市場で日経平均株価は反発して始まり、前週末比180円4銭高の1万6429円1銭で寄り付いている。

 前週末の米国で、7月の耐久財受注と新築住宅販売件数の二つの注目すべき経済指標が発表され、いずれも市場予想を大きく上回る伸びを示した事で、米景気の底堅さを再確認すると共に、住宅市場の調整も順調に進んでいるとの見方が広がり、米株式市場は大幅に反発した。また、外為市場ではクロス円などを中心に円安が急速に進行した。これを受けて今日の東京市場でも、主力株などを中心に買い注文が広がり、日経平均は200円超上げて推移している。ただ、先週の急ピッチの戻り歩調への警戒感に加え、安倍内閣の内閣改造を控えている事から、様子見から徐々に上値が重くなってきている。

 大証の日経平均先物9月物も大幅に反発して始まり、前週末比260円高の1万6500円で寄り付いた。一方、シンガポール市場の日経平均先物9月物は、前週末の清算値と比べ300円高の1万6500円で寄り付いている。ちなみに、シカゴ市場の前週末の清算値は1万6495円であった。

 前週末に発表された強めの経済指標を背景に、米株式市場が大幅に反発すると共に、外為市場では円安が進行した事などから、日経平均先物も大幅に反発して始まっている。

 一方、東京外国為替市場で円は対ドルで続落して始まり、9時時点では前週末の17時時点に比べて52銭円安・ドル高の1ドル=116円61―66銭前後で推移している。前週末の米株式市場が強めの経済指標を背景に大幅に反発した事から、リスク資産回帰への安心感が広がり、円キャリートレード再開による円安が進んだ。今日の東京市場でもこうした流れを引き継いで、円売り・ドル買いが優勢で始まっている。

 円は対ユーロでは大幅に続落して始まり、9時時点では前週末の17時時点と比べ1円99銭円安・ユーロ高の1ユーロ=159円55―60銭前後で推移している。こちらも、前週末の海外市場の流れを引き継ぎ、世界的な信用収縮の懸念が沈静化に向かいつつあるとの見方から、リスク許容度の高まりを背景に円キャリートレード再開による円売り・ユーロ買いが優勢となっている。

今週の東京市場の展望

 先週はサブプライムローンの焦げ付き問題に端を発する世界的な信用不安の広がりに対し、17日にFRBが公定歩合を引き下げた事から、金融市場の混乱は沈静化に向かうとの思惑を背景に、世界連鎖株安の流れに歯止めがかかった。こうした事から、日経平均株価も週初から急反発するなど急速に戻り歩調を辿って、木曜日には3分の1戻しを達成し、週間で975円29銭も上昇した。

 今週の株式市場の展望だが、前週末に強めの米経済指標の発表を受け、米景気の底堅さを再確認し米株式市場が大幅高となり、またシカゴ市場の日経平均先物9月物の清算値が大商終値を225円も上回って終了した事から、週初の株式市場は大幅に上昇して推移する事が予想される。ただ、金融市場が徐々に落ち着きを見せ始めているとはいえ、いまだサブプライム問題が完全に収束したとはいえず、一時期のような過敏反応はないにしても、今週も引き続き相場の不安定要因になる事は間違いない。

 一方で、前週にかけて急ピッチでの戻りに対しての警戒感も強く、また今後の相場の方向性が見えない事から海外勢を含め商いが細っており、外部環境の変化を待っての様子見ムードが強まる可能性もある。そんな中で注目すべき材料とすれば、世界的な信用収縮の沈静化に向けて、米国とユーロ圏の金融政策の今後を探る上での手がかりとなる、8月のFOMCの議事録の公開とトリシェECB総裁講演であろう。前者については9月に政策金利の利下げに関し、後者に関しては9月利上げ観測に対し、どのようなスタンスを取るのかに注目が集まるであろう。その内容次第では、リスク資産に対する動きもまったく違った物になるだろう。

 次に、円相場に関してだが、先週はFRBによる緊急の公定歩合引き下げや、各国中央銀行による流動性安定化の為の協調オペなどが奏功し、世界的な信用収縮の動きがひとまず後退した。それによってリスク資産への見直しが進み、円キャリートレード再開への安心感が広がり、円を売る動きが優勢となった事でボラティリティも落ち着きを見せた。

 今週も引き続きサブプライム問題に絡む信用不安の解消が、外国為替市場の大きな変動要因になるであろう。そこで注目すべきは欧米の金融政策の今後で、27日にECBのトリシェ総裁の講演、28日には8月のFOMCの議事録が公開されるなど、手がかりとなる材料が控えている。ユーロ圏に関しては9月利上げ見送りから一転して利上げ観測が再浮上し、米国については公定歩合に引き続き政策金利であるFF金利についても引き下げるのかに焦点が集まっている。

 また、世界の金融市場は徐々に沈静化に向かいつつある様に見えるが、サブプライム問題の収束には時間がかかるとの見方も強く、信用収縮に対する警戒感は未だくすぶっている。突発的に悪材料がリリースされれば、一時的に円売りポジションを整理する動きが加速する危険性もある。

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