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海外市場の動向 NYダウ続落 売り圧力に押し戻され

 29日の米株式市場でNYダウは続落し、前日比13ドル66セント安の1万3408ドル62セントで、ナスダック総合株価指数も前日比5.14ポイント安の2603.23で今週の取引を終了した。

 朝方、米商務省が5月の個人消費支出(PCE)を発表し、エネルギーと食品を除くコア価格指数が前年同月比1.9%上昇と2004年3月以来の低い伸び率となり、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ許容の範囲内としている1―2%に収まった。これを受けて、米長短金利が低下した事も支援材料となって、NY市場は大きく反発して推移し、一時NYダウは100ドル超の上げ幅となる場面もあった。

 ただ、その後は原油価格が1バレル=71ドルに急伸した事や、サブプライムローン問題が及ぼす金融市場への信用リスク懸念などから、一気に売り圧力が強まって株価は急激に押し戻され、前日終値を割り込んで推移した。ロンドン中心部での爆弾テロ未遂のニュースなど、午後は株式市場にとって悪材料ばかりが続いた事で、市場参加者の心理を冷やした事も大きく、利食い売りやポジション整理の動きが出やすかった様だ。

 ちなみに、シカゴ市場の日経平均先物の清算値は1万8180円で、大証終値1万8160円を上回って終了した。

 一方、 ニューヨーク外国為替市場で円は横ばいで、前日比変わらずの1ドル=123円10―20銭で取引を終えた。

 朝方、発表された5月の個人消費支出(PCE)が、市場予想を下回る伸び率であった事を受け、インフレ懸念の後退に伴い米長短金利の低下を招き、円買い・ドル売りが優勢になった。ただ、米株式が大幅高で推移ししている事もあって、ドル買いの勢いも強く、円の上値は重たかった。その後、米株式が原油高などを嫌気して下げに転じると、リスク回避による円キャリートレードの巻き戻し観測から、円買い・ドル売りが再び強まった。ただ、引けにかけて米株が下げ渋ると、それにつれて円も押し戻された。

 円は対ユーロで大幅続落し、前日比1円5銭円安・ユーロ高の1ユーロ=166円70―80銭で取引を終えた。こちらは内外金利差に基づく円キャリー取引が優勢となった流れが続いた。

東京市場大引け 日経平均続伸 前日比206円9銭高

 28日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比206円9銭(1.14%)高の1万8138円36銭で今週の取引を終了した。

 今日の東京市場は、円安基調を背景に業績拡大の期待が大きい主力株やハイテク株が主導する形で、日経平均は上昇して始まった。その後は一時もみ合ったが、午前中頃にかけて先物に海外勢と見られるまとまった買いが入ると、日経平均も連れ高となって上げ幅を拡大した。

 午後に入ると、現物が薄商いの中で先物主導で上げた事への警戒感から、利食い売りが出て上値の重たい展開になった。しかし、外為市場では円安基調が堅持され、消費者物価指数(CPI)の発表を受け日銀の早期利上げ観測の後退と共に、10年債利回りが低下するなど、日本経済を取り巻く外部環境が良好な事から、業績拡大期待の銘柄に物色が広がり、再び相場を押し上げて今日の高値圏で取引を終了した。ただ、現物が薄商いの中、海外勢や投信の配当絡みなどの期末要因の印象は拭えず、週明けの動向に一抹の不安を残す展開となった。東証株価指数(TOPIX)も大幅続伸。

 東証1部の売買代金は概算で2兆5905億円、売買高は同17億3879万株。値上がり銘柄数は1218、値下がりは383、変わらずは129だった。

 個別銘柄では、トヨタなどの自動車株が総じて堅調。他には年初来高値更新の東芝、京セラ、ソニー、武田、セブン&アイ、三井物、JFE、三井住友FGなど幅広い業種が買われた。一方、ソフトバンク、サッポロHD、オリコ、新日鉱HDなどは軟調だった。

 日経平均先物9月物も続伸し、前日比190円高の1万8160円で取引を終えた。朝方から円安基調などを背景に買いが先行した。一時もみ合うも、海外の機関投資家による大口買いが断続的に入ると、上げ幅を拡大していった。午後に入ると、警戒感から利食い売りが出てもみ合いとなったが、先高観から再び海外勢のバスケット買いが入り、上げ幅を広げ取引を終えた。

 シンガポール取引所(SGX)の日経平均先物9月物は前日の清算値と比べ175円高の1万8145円で取引を終えた。TOPIX先物9月物は続伸し、前日比18.0ポイント高の1775.0で取引を終えた。日経300先物9月物は3日ぶりに反発した。日経平均オプション7月物は日経平均株価の上昇を受けコールが買われた。

 一方、午後の東京外国為替市場で円はじりじりと下げ幅を広げ、14時時点では前日の17時時点に比べ29銭円安・ドル高の1ドル=123円35―36銭前後で推移している。前日のFOMC後の声明で、FRBがインフレ警戒を維持すると表明した影響で米長期金利が上昇し、海外市場でドルが買われた流れを引き継いで始まった。また、6月の東京都区部のコアCPIが市場予想を下回ったことから、日銀の早期利上げの観測が後退により、更に円売りが強まる結果になった。ただその後は、実需に絡む円買いや、投信からみの円売り等が交錯しもみ合いとなっている。月末で材料難に加え、週明けには日銀短観の発表を控えている事から、ポジションを傾けにくい状況にあり、商いも薄く模様眺めムードが強い。

 円は対ユーロでもじりじりと切り下げ、15時時点では前日の17時時点に比べ35銭円安・ユーロ高の1ユーロ=165円90−92銭前後で推移している。昼過ぎにかけて膠着を強めていたが、じりじりと内外金利差に基づく円売り・ユーロ買いに押されている。

東京市場前引け 日経平均続伸 前日比156円29銭高

 29日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比156円29銭(0.87%)高の1万8088円56銭で午前の取引を終了した。

 朝方から、円安基調を背景に主力株やハイテク株が主導する形で、日経平均は上昇して始まった。その後、材料難からもみ合いとなったが、先物に海外からの仕掛け的な買い注文が入りだすと、日経平均も連れてじりじりと水準を切り上げた。ただ、商いは薄く、年金基金の中間決算や、投信の配当取りなどの季節要因による動きと見られる。東証株価指数(TOPIX)も続伸。

 前引け時点の東証一部の売買代金は1兆2249億円、売買高が8億2404万株。値上がり銘柄数は1075、値下がり銘柄数が497、変わらずが153であった。
 
 個別銘柄は、業績期待の大きいトヨタなどの自動車株が高く、あとは東芝、ソニー、京セラ、コマツ、武田、三菱商などが上昇。一方、みずほFGや三菱UFJなどの銀行株やファナックなどは下落した。
 
 日経平均先物9月物も続伸し、午前は前日比150円高の1万8120円で取引を終えた。円安基調などを背景に買いが先行し、シカゴの清算値を上回って始まった。一時もみ合うも、海外からと見られる大口の買い注文が断続的に入ると、上げ幅を拡大した。

 シンガポール取引所(SGX)の日経平均先物9月物は前日の清算値と比べ140円高の1万8110円で取引を終えた。TOPIX先物9月物は続伸し、前日比12.0ポイント高の1769.0で取引を終えた。日経300先物9月物は反発。日経平均オプション7月物は日経平均の上昇を受けコール買いが優勢だった。

 一方、東京外国為替市場で円はもみ合いを続け、11時時点では前日の17時時点に比べて13銭の円安・ドル高の1ドル=123円20―25銭前後で推移している。朝方に小安く始まった後、東京都区部の6月の消費者物価指数が市場予想を下回り、日銀の早期利上げ観測の後退から、一時円売り・ドル買いが強まった。ただ、四半期末ということでややドル売り需要があり、円の下値を支えている。来週には短観などの発表を控え、総じて材料難から見送りムードが強い。

 円は対ユーロで膠着を強め、11時時点では前日の17時時点に比べて変わらずの1ユーロ=165円55―60銭前後で推移している。こちらも材料難から動意に乏しい。

東京市場寄り付き 日経平均続伸 前日比78円23銭高

 29日の東京株式市場で日経平均株価は続伸して始まり、前日比78円23銭高の1万8010円50銭で寄り付いた。

 今朝の東京市場は材料難ながら、円安基調を背景に主力株やハイテク株の一角に個別物色の買いが入り、相場を押し上げている。ただ、月末週末という事もあり、積極的に買い進める動きは鈍く、上値の重い展開になっている。ちなみに、取引開始前に発表された5月の全国消費者物価指数は、前年同月比0.1%下落と市場予想と同じだった為、特段の材料視はされていない。東証株価指数(TOPIX)も続伸して始まった。

 日経平均先物9月物も続伸して始まり、寄り付きは前日比60円高の1万8030円であった。材料難ながらも、円安基調やシカゴ市場の清算値を背景に買われている。シンガポール取引所(SGX)の日経平均先物9月物は前日の清算値と比べ35円高の1万8005円で寄り付いた。

 一方、東京外国為替市場で円は続落して始まり、9時時点では前日の17時時点に比べて13銭の円安・ドル高の1ドル=123円20―23銭前後で推移している。前日のFOMC後の声明で、インフレ警戒の維持を示した事から長期金利が上昇し、NY市場でドルが買われた流れを引き継いで始まっている。また、5月の全国消費者物価指数は前年同月比0.1%下落し、市場予想と同じだった。ただ、先行指標となる6月の東京都区部のコアCPIが予想に反して前年同月比マイナスとなったことで、やや円売りが優勢となっている。

 円は対ユーロで膠着し、9時時点では1ユーロ=165円50―62銭前後と前日の17時時点と比べて5銭の円高・ユーロ安水準で推移している。

海外市場の動向 株・為替ともに小動き

 28日の米株式市場は前日とほぼ変わらず、NYダウは反落し前日比5ドル45セント安の1万3422ドル28セントで終え、ナスダック総合株価指数は小幅続伸し3.02ポイント高の2608.37で終えた。

 この日の米株式市場は、FOMC声明を控えて朝方から小動きに終始した。午後に入って、米連邦準備理事会が市場の予想通りFOMCで政策金利の据え置きを決定と発表した。気になる声明の中で、米経済は緩やかな景気拡大との認識の一方、未だインフレの動向に関しては警戒を維持する事を示した。これを受けて、株式市場での反応はまちまちで、明確に相場を方向づけるにはいたらなかった。逆に、インフレ警戒による長期金利の上昇や、一方で原油相場の上昇も重石となって、伸び悩む結果となった。

 ちなみに、シカゴ市場の日経平均先物の清算値は1万7990円で、大証終値1万7970円を僅かながら上回った。

 一方、NY外国為替市場で円は反落し、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=123円10―20銭で取引を終えた。午後に米連邦準備理事会がFOMCで政策金利据え置きを決定すると共に、米経済に残る物価圧力に対する懸念をあらためて示し、インフレ警戒姿勢は維持する事を表明した。これを受け、長期金利が上昇したこともあり、円売り・ドル買いが優勢となった。

 円は対ユーロで4営業日ぶりに反落。前日比35銭円安・ユーロ高の1ユーロ=165円65―75銭で取引を終えた。

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東京市場大引け 日経平均反発 前日比82円99銭高

 28日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比82円99銭(0.46%)高の1万7932円27銭で今日の取引を終了した。

 前日の米株式市場の上昇や、外為市場での円高の一服を好感し、今日の東京市場では輸出関連銘柄を中心に買い先行でスタートし、一時上げ幅が100円を超える場面もあった。しかしその後、取引開始前に発表された5月の鉱工業生産指数が市場予想に反し低下した事を受け、景気の先行きに対する不透明感から上値の重い展開となった。また、今日は株主総会の集中日で、今夜には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えている事もあり、総じて薄商いで模様眺めムードが強かった。東証株価指数(TOPIX)は反発した。
 
 東証1部の売買代金は2兆3816億円、売買高は16億1201万株であった。値上がり銘柄数は1425、値下がりは230、変わらずは72だった。

 個別銘柄では、業績を上方修正したブリヂストンが高く、トヨタなどの自動車株も総じて堅調だった。他には京セラ、TDKなどが上昇した。一方、ソニー、松下、キャノンなどは軟調。

 日経平均先物9月物も反発し、前日比120円高の1万7970円で取引を終えた。前日の米株高や円高の一服を好感した買いが先行した。ただ、5月の鉱工業生産指数が市場予想に反して低下した事が重石となり、その後は上値の重い展開となり小動きに終始した。今夜発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑から、見送りムードが強かった。

 シンガポール取引所(SGX)の日経平均先物9月物は前日清算値と比べ110円高の1万7975円で取引を終えた。TOPIX先物9月物は反発し、前日比15.0ポイント高の1757.0で取引を終えた。日経300先物9月物は小幅続落。日経平均オプション7月物は日経平均株価の上昇を受けコール買いが優勢だった。

 一方、東京外国為替市場で円はじり安の展開で、1時時点では前日の17時時点に比べ55銭の円安・ドル高の1ドル=123円13銭―14銭前後で推移している。朝方は海外市場で円売り・ユーロ買いが優勢となった流れを引き継いで始まった。その後、5月の鉱工業生産指数の発表があり、市場予想に反して低下した事を受け、景気の先行きに対する懸念から、円売り・ドル買いが更に強まった。ただ、サブプライムローン問題がくすぶる中、積極的にドルを買い進める動きは鈍く、昼前にかけて円買い・ドル売りが優勢となって押し戻された。

 午後に入ると僅かながら円売り・ドル買いが優勢となっているが、今夜の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明を見極めたいとの思惑から、模様眺めムードが強く小動きに終始している。なお、日銀の福井俊彦総裁の緩やかな利上げ継続と受け取られる発言は、今のところ目立った反応はなかった。ただ、今日も15時過ぎから仕掛け的な動きから、円売りの動きが強まっている。

 円は対ユーロでじり安の展開で、15時時点では前日の17時時点に比べ1円15銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=165円78―80銭前後で推移している。こちらも海外市場の流れを受け、円売り・ユーロ買いが優勢で始まり、5月の鉱工業生産指数の発表により、円は更に下げ足を強めた。しかし、円が対ドルで下げ渋りだすと、ユーロでも下げ幅を縮小した。その後15時過ぎから円売りの勢いが増し、じり安の展開となっている。

東京市場前引け 日経平均反発 前日比93円15銭高

 28日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比93円15銭(0.52%)高の1万7942円43銭で午前の取引を終えた。

 前日の米株式市場がハイテク株を中心に大幅高となった事や、外為市場で急速な円高が一服した事を好感し、今朝の東京市場でも輸出関連株などを中心に買い先行となった。ただ、取引開始前に発表された5月の鉱工業生産指数が市場予想に反して低下した事や、為替市場が再び円高方向へと向かっている事などが重石となって、小幅な値動きに終始し上値の重い展開となった。今日が株主総会の集中日で、今夜にはFOMCの決定が公表される事から、総じて見送りムードが強い。東証株価指数(TOPIX)も反発。

 前引け時点の東証1部の売買代金は1兆1336億円、売買高が7億6902万株であった。値上がり銘柄数は1384、値下がり銘柄数は254、変わらずは85だった。

 個別銘柄では、トヨタ、TDK、京セラなどが高い。三菱UFJなどの銀行株も堅調。一方、コマツ、キヤノンなどが軟調だった。

 日経平均先物9月物も反発し、前日比120円高の1万7970円で取引を終えた。前日の米高や円高一服を好感する買いが先行した。しかし、5月の鉱工業生産指数が市場予想に反して低下した事が嫌気され、上値の重い展開で小動きに終始した。

 シンガポール取引所(SGX)の日経平均先物9月物は前日清算値と比べ110円高の1万7975円で取引を終えた。TOPIX先物9月物は反発し、前日比13.0ポイント高の1755.0で取引を終えた。日経300先物9月物は小幅続落。日経平均オプション7月物は日経平均の上昇を受けプットが売られた。

 一方、東京外国為替市場で円はじりじりと戻し、11時時点では前日の17時時点に比べて32銭の円安・ドル高水準の1ドル=122円90―91銭前後で推移している。朝方は米株高による円キャリー取引が膨らんで、円売り・ドル買いが優勢となった流れを引き継いで始まった。その後、5月の鉱工業生産指数が発表されると、市場予想に反して低下した事を受け、更に円が売られる場面があった。ただ、サブプライムローン問題に対する不安が根強く、更にドルを買い進める動きは鈍く、現在は円買い・ドル売りが優勢となっている。

 円は対ユーロでもじりじりと値を戻し、10時時点では前日の17時時点に比べて73銭の円安・ユーロ高水準の1ユーロ=165円36―38銭前後で推移している。こちらも海外市場の流れを受け円売り・ユーロ買いが優勢であったが、その後は再び円買いの流れが強まっている。

東京市場寄り付き 日経平均反発 前日比66円35銭高

 28日の東京株式市場で日経平均株価は反発して始まり、前日比66円35銭高の1万7915円63銭で寄り付いた。

 前日の米株式市場がハイテク株が牽引する形で4営業日ぶりに反発した事を受け、今朝の東京市場で主力株やハイテク株を中心に買い先行で始まっている。ここ最近の下落から、今日は自律反発の期待も高く、急速な円高も一服した事なども支援材料になりそうだ。ただ、取引開始前に発表された5月の鉱工業生産指数が、市場予想に反し前月比0.4%低下で3カ月連続で低下した事や、また今日が株主総会の集中日であり、今夜には米連邦公開市場委員会の結果が公表される事から、見送りムードから上値を重くする事も予想される。東証株価指数(TOPIX)も反発して始まった。


 日経平均先物9月物も反発して始まり、前日比70円高の1万7920円で寄り付いた。前日の米株高を好感する買いが先行している。また円高の一服も支援材料になり、シカゴ市場の日経平均先物9月物清算値1万7965円を上回る場面もあった。シンガポール取引所(SGX)の日経平均先物9月物は前日の清算値と比べ90円高の1万7955円で寄り付いた。

 一方、東京外国為替市場で円は反落して始まり、9時時点では前日の17時時点に比べ69銭円安・ドル高の1ドル=123円27―30銭前後で推移している。前日の米国株の反発で再び円キャリートレードが膨らみ、円売り・ドル買いが優勢となった流れを引き継いで始まっている。ただ、5月の鉱工業生産指数が市場予想を下回り、前月比0.4%低下したのを受け、円売り・ドル買いが進んでいる。

 円は対ユーロでも反落し、9時時点では1ユーロ=165円86―89銭前後と前日の17時時点と比べて1円23銭の円安・ユーロ高水準で推移している。こちらも海外市場での円キャリートレードの活発化により、円売り・ユーロ買いが優勢になった流れを引き継いでいる。ただ、鉱工業生産が市場予想に反して低下したため、対ユーロでも円売りが優勢になっている。

海外市場の動向 NYダウ反発 ハイテク株が牽引

 27日の米株式市場は4営業日ぶりに反発し、NYダウは前日比90ドル7セント高の1万3427ドル73セント、ナスダック総合株価指数は31.19ポイント高の2605.35で終えた。

 朝方発表された5月の耐久財受注額が減少した事を受け、米経済の先行きに対する懸念から売り先行で始まった。ただ、その後はこのところ大きく売られていた銘柄に押し目買いが入り下げ渋った。また、前日に好決算を発表したオラクルが牽引する形で、ハイテク株が堅調に推移して相場を下支えすると、ガソリン在庫の減少から原油価格が急上昇したことを手掛かりに、石油株にも買いが集まり午後の株式市場は急伸した。また、このところの懸念材料だったサブプライムローン問題に対し、ベアー・スターンズが傘下ファンドの再生責任者を指名した事が好感され、買い安心感を広げた。

 ちなみに、シカゴ市場の日経平均先物の清算値は1万7965円で、大証終値1万7850円を上回って引けた。

 一方、NY外国為替市場で円は続伸し、前日比45銭円高・ドル安の1ドル=122円75―85銭で取引を終えた。朝方は海外市場の流れを引き継ぎ、アジアや欧州の株式市場が軟調に推移している事から、リスク回避の動きが強まり円キャリー取引の巻き戻し観測による、円買い・ドル売り優勢で始まった。その後、5月の米耐久財受注額が発表されると、市場予想を上回る減少額に、米景気の先行き不透明感から更に円が買われた。

 しかし午後に米株が急上昇すると、一転して円の上値は重くなり、円売り・ドル買いが強まって、円は押し戻される格好となった。明日まで開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明を見極めたいとの思惑も強い。

 円は対ユーロで続伸し、前日比60銭円高・ユーロ安の1ユーロ=165円20―30銭で取引を終えた。

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東京市場大引け 日経平均続落 前日比216円83銭安

 27日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比216円83銭(1.20%)安の1万7849円28銭で今日の取引を終了した。

 前日の米株式市場がサブプライムローン問題の不透明感から3日続落し、また為替市場では円高の進行も加わって、今日の東京市場でも輸出関連株を中心として幅広い銘柄に売り注文が出て、1万8000円を割り込んだ安値圏で推移した。午後に入ると現物株が薄商いの中、先物の売りが主導する形で下げ幅200円超まで広げ、その後はこの日の安値圏でのもみ合いで引けた。27−28日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、全般に薄商いで見送りムードが強い。東証株価指数(TOPIX)は反落。

 東証1部の売買代金は概算で2兆6878億円で、売買高は18億7009万株であった。値下がり銘柄数は1274、値上がりは347、変わらずは105だった。

 個別銘柄では、原発受注の話題で東芝が買われ、売買代金トップだった。一方、トヨタ、キャノン、新日鉄、ソニー、京セラ、松下、ファナック、富士通、日立、ソフトバンクなどが売られた。

 日経平均先物9月物も続落し、前日比240円安の1万7850円で取引を終えた。前日の米株安や円高を嫌気し売りが先行した。午前中は薄商いのながら、午後に大口売りが断続的に出ると下げ幅を拡大し、今日の終値近辺でのもみ合いに終始した。

 シンガポール取引所(SGX)の日経平均先物9月物は前日清算値と比べ215円安の1万7865円で取引を終えた。TOPIX先物9月物は反落し、前日比23.5ポイント安の1742.0で取引を終えた。日経300先物9月物は反落。日経平均オプション7月物は日経平均株価の下落を受けコールが売られた。

 一方、東京外国為替市場で円はじり高で、15時時点では前日17時時点に比べ52銭円高・ドル安の1ドル=122円68―69銭近辺で推移している。前日の海外市場で、尾身財務相の急ピッチに進む円安のけん制発言や、サブプライムローン問題の不透明感から米株が続落した事を受け、円買い・ドル売り優勢となった流れを引き継いでいる。また、東京株式市場が軟調に推移している事も、リスク回避の円買いを誘っている。ただ、内外金利差に基づく円売り・ドル買いの動きも依然強く、122円台後半の円高水準になると押し戻される展開となっていた。しかし、ここ最近3時以降に活発な動きを見せる欧州勢が再び仕掛け的な円買いを誘い、一気に円高が進行している。

 円は対ユーロでもじり高で、15時時点では前日17時時点に比べ89銭円高・ユーロ安の1ユーロ=164円83―85銭近辺で推移している。こちらも対ドル同様に、円の買戻しの動きが優勢となっている。ただ、内外金利差による円売り・ユーロ買いも根強く、それに加えて今週は投信絡みによるユーロ買い・円売りも入り、ユーロの下値を支えている。しかし、こちらも欧州勢の参入で、再び円買いの動きに弾みがついている。

海外市場の動向 NYダウ3日続落 サブプライム問題くすぶり

26日の米株式市場は続落し、NYダウは前日比14ドル39セント安の1万3337ドル66セントで、ナスダック総合株価指数は同2.92ポイント安の2574.16で終えた。

 朝方は前日同様に原油安や長期金利の落ち着きから反発して始まった。一時前日比100ドル高まで上昇する場面もあった。しかしながら、午後に入ると長期金利が再び上昇傾向を見せ、一方でサブプライムローン問題がくすぶっている中で、5月の新築住宅販売件数は前月比1.6%減だった事や、住宅大手の慎重な業績見通し発表が市場の心理を冷やし、利食い売りに押される形で急速に下げに転じた。

 ちなみに、シカゴ市場の日経平均先物の清算値は1万7980円で、大証終値1万8090円を下回った。

 一方、NY外国為替市場で円は続伸し、前日比40銭円高・ドル安の1ドル=123円20―30銭で取引を終えた。

 日本の財務相が急ピッチの円安をけん制する発言を受け、東京市場からロンドン市場にかけて円買いが活発になった流れを引き継ぎ、NY市場でも円買いが先行して始まり、一時122円92銭まで上昇する場面もあった。ただ、米株が100ドル超の上昇に伴い、円キャリー取引が膨らみ円売り・ドル買いが優勢となった。 しかし、午後に入ると長期金利の上昇やサブプライムローン問題への不安から、米株式が急速に下落すると、リスク回避から円キャリートレードの巻き戻し観測による、円買い・ドル売りが優勢となった。

 円は対ユーロでも続伸し、前日比60銭円高・ユーロ安の1ユーロ=165円80―90銭で取引を終えた。こちらも海外市場の流れを引き継ぎ、急ピッチな円安・ユーロ高の修正から円買いが優勢になった。一時は165円10銭まで円高・ユーロ安が進む場面もあった。


東京市場大引け 日経平均小幅続落 前日比21円37銭安

 26日の東京株式市場で日経平均株価は小幅ながら続落し、前日比21円37銭(0.11%)安の1万8066円11銭で今日の取引を終了した。

 朝方は小反発して始まったが、その後は前日の米株がサブプライム住宅ローン問題の再燃から続落した事を嫌気し、午前は前日終値近辺からシカゴ市場の終値の間で弱含んでのもみ合いとなった。午後に入ると、1万8000円を下値抵抗線として底堅さを確認すると、一時買い戻しが入って上げる場面もあったが、その後は再び利食い売りに押し戻された。26−27日にかけての米連邦公開市場委員会など重要イベントを控え、市場では見送り気分が強く商いは低調だった。東証株価指数(TOPIX)は小幅反発。

 東証1部の売買代金は概算で2兆4008億円で、売買高は17億5631万株であった。東証1部の値下がり銘柄数は834、値上がり銘柄数は748、変わらずは139。

 個別銘柄では、米株安を嫌気し輸出関連株のソニー、コマツ、東芝や、景気敏感株の三菱商、新日鉄などの商社や鉄鋼株が売られた。半面、トヨタ、キヤノンなどは買われた。

 日経平均先物9月物は続落し、前日比10円安の1万8090円で取引を終えた。朝高後は前日の米株の下落を嫌気した売りに押された。ただ、先高観も根強く下値では押し目買いが入るなど、一時上げに転じる場面もあったが、買いの勢いは続かず利食い売りに押し戻された。

 シンガポール取引所(SGX)の日経平均先物9月物は前日清算値と比べ20円安の1万8080円で取引を終えた。TOPIX先物9月物は3日ぶり小反発し、前日比0.5ポイント高の1765.5で取引を終えた。日経300先物9月物も小反発。日経平均オプション7月物はコール、プットとも売りが優勢だった。

 一方、東京外国為替市場で円はじりじりと上げ、15時時点では前日の17時時点に比べ34銭円高・ドル安の1ドル=123円38―39銭前後で推移している。前日にサブプライム問題の再燃から米株が大幅安となった事を受け、リスク回避から円キャリートレードの巻き戻し観測を背景に、円買い・ドル売りが優勢となった海外市場の流れを引き継いで始まった。その後、財務相の円安懸念と受け取られる発言を契機に、円買いの動きが更に強まったが、それも一服すると内外金利差による円売り・ドル買いから円の上値は重い展開になった。現在は、狭いレンジでのもみ合いとなっている。

 円は対ユーロでもみ合いを続け、15時時点では前日の17時時点に比べ21銭円高・ユーロ安の1ユーロ=166円13―15銭前後で推移している。こちらも海外市場の流れを引き継いで、円買い・ユーロ売りの優勢となっている。一時は財務相の円安懸念発言で1ユーロ=166円ちょうどになる場面もあったが、現在は内外金利差に基づく円売り・ユーロ買いに押し戻されている。

東京市場寄り付き 日経平均小反発 前日比10円85銭高

 26日の東京株式市場で日経平均株価は小反発して始まり、前日比10円85銭高の1万8098円33銭で寄り付いた。

 今朝の東京市場は小反発して始まり、その後は前日終値近辺でのもみ合いとなっている。週明けの米株式市場がサブプライム住宅ローン問題への警戒感から続落した事を受け、その影響が懸念されていたが、今のところは模様眺めの展開で、個別物色の動きに終始している。為替市場も膠着している事から、前日の東京終値とシカゴの日経平均先物の終値1万8040円の間で推移するのではと思われる。

 日経平均先物9月物も反発して始まり、前日比30円高の1万8130円で寄り付いた。ただ、寄り付き後は前日終値に並ぶ場面があるなど上値の重い展開となっている。シンガポール取引所(SGX)の日経平均先物9月物は前日の清算値と比べ30円安の1万8070円で寄り付いた

 一方、東京外国為替市場で円は続伸して始まったが、その後膠着し9時時点では前日の17時時点に比べて19銭の円高・ドル安水準の1ドル=123円53―58銭前後で推移している。前日の米株がサブプライム住宅ローン問題の再燃から続落したことを受け、リスク回避による円キャリートレード巻き戻し観測から、円買い・ドル売りが優勢となった流れを引き継いでいる。米長期金利の低下や米株の下落を受け、ドルの上値は重い展開が予想される。

 円は対ユーロで膠着し、9時時点で1ユーロ=166円35―40銭前後と前日の17時時点と比べて変わらずの円高・ユーロ安水準で推移している。こちらも前日の海外市場で、急ピッチに進む円安に対しての警戒感から、円を買い戻す動きが優勢になった流れを引き継いでいる。

海外市場の動向 NYダウ続落 サブプライム問題を警戒

 25日の米株式市場は続落し、NYダウは前週末比8ドル21セント安の1万3352ドル5セント、ナスダック総合株価指数は11.88ポイント安の2577.08で終えた。

 朝方は、長期金利の低下や原油相場の一服から、幅広い銘柄に買いが入って反発して始まった。その後も、前週末の株価急落の反動もあって、NYダウは一時100ドル超まで上げる場面もあった。ただ、5月の中古住宅販売件数が4年ぶりの低水準だったと発表されると、住宅市場の調整が長引くとの思惑から上値が重くなりだした。そして午後に入ると、再びサブプライムローン問題が再燃し、ベアー・スターンズ傘下のヘッジファンドの損失問題に対する先行きの不透明さから、金融株が一気に売られ出し株価は大幅に下落して前週末の終値を割り込んだ。

 ちなみに、シカゴ市場の日経平均株価は1万8040円で、大証の終値1万8100円を下回って引けた。

 一方、NY外国為替市場で円は反発し、前週末比25銭円高・ドル安の1ドル=123円60―70銭で取引を終えた。朝方は、前日に国際決済銀行が円安への懸念を示した事を受けて、欧州市場で円買い・ドル売りが優勢となった流れを引き継いで始まった。しかし、その後は内外金利差による円売り・ドル買いが優勢となった。ただ、午後にサブプライムローン問題の再燃から米株が急落すると、リスク回避の思惑から円キャリー取引解消の円買い・ドル売りの流れに押し戻された。

 円は対ユーロでも反発し、前週末比35銭円高・ユーロ安の1ユーロ=166円40―50銭で取引を終えた。こちらも、行き過ぎた円安の調整から、円買い・ユーロ売りの流れとなった。

ヘッジファンドディーラーの市場解析

(←騎士たちのデジャ・ヴのHP版から、許可を得て転載しています。“D”の故郷の写真…ではなく“D”の故郷をイメージした絵だそうです。何度か行った事あるような…)
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東京市場大引け 日経平均続落 前週末比101円15銭安

 週明け25日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前週末日101円15銭(0.55%)安の1万8087円48銭で今日の取引を終了した。

 前週末に米株式市場がサブプライム住宅ローン問題の深刻化を受け大幅に下落した事から、今朝の東京市場でも輸出関連株を中心に幅広い銘柄に売り注文が出た。一時下げ幅は100円超の場面もあったが、円安基調を背景にハイテク株などに押し目買いが入って下げ幅を縮小したが、前引けにかけて再び押し戻された。

 午後に入ると、影響が懸念されたアジア市場が堅調に推移した事で、米株安の影響は限定的との見方が広がり、軟調に推移していた輸出関連株に買戻しの動きが出て、一時上げに転じる場面もあった。しかし、相場を下支えしていたハイテク株に利食い売りが入ると買いの勢いが急速に衰え、再び下げ幅を急速に広げて今日の取引を終えた。東証株価指数(TOPIX)は続落した。

 東証1部の売買代金は概算で2兆6436億円で、売買高は19億2793万株であった。値下がり銘柄数は1323、値上がりは325、変わらずは79だった。

 個別銘柄では、東エレクやアドテストなどのハイテク株や武田などの薬品株の一角が上げた。一方、三菱UFJなどの銀行株、三菱商など商社株、新日鉄などの鉄鋼株が総じて軟調で、他にもトヨタ、ソニー、TDKが下げた。

 日経平均先物9月物も続落し、前週末22日に比べ120円安の1万8100円で取引を終えた。午前は米株の大幅安を嫌気し売りが先行した。一時は下げ渋ったが、前引けにかけ再び戻す展開となった。午後になると、米株安の影響が懸念されたアジア市場が堅調に推移すると、円安も追い風となって買い戻しが入り、一時前週末の終値に並んだ。しかし、その後は再び手じまい売りに押され、下げ幅を拡大して終わった。

 シンガポール取引所(SGX)の日経平均先物9月物は前週末の清算値に比べ120円安い1万8100円で取引を終えた。TOPIX先物9月物も続落し、前週末比18.0ポイント安の1765.0で引けた。日経300先物9月物も下落した。日経平均オプション7月物は日経平均株価の下落を受け、プットが総じて堅調。

 一方、東京外国為替市場で円は材料難から動意に乏しく、14時時点では前週末22日の17時時点に比べ18銭円高・ドル安の1ドル=123円88―93銭前後で推移している。前週末の米株が大幅安となった事を受け、リスク回避の円キャリートレードの巻き戻し観測から、海外市場で円買い・ドル売りが優勢となった流れを引き継いで始まった。また、急ピッチに進む円安への警戒感から、利食いの円買いなども巻き込んで、今日の東京市場は円高方向へとシフトしていた。しかしながら、内外金利差金利差による円売り・ドル買いも根強く、また材料難から円を買い進める動きも鈍い事から、円は上値の重い展開になっている。

 円は対ユーロで安値でのもみ合いが続き、15時時点では前週末22日の17時時点に比べ40銭円安・ユーロ高の1ユーロ=166円72―74銭前後で推移している。こちらも内外金利差に基づく円売り・ユーロ高が優勢である。ただ、材料難から小動きに終始している。

東京市場前引け 日経平均続落 前週末比92円49銭安

 週明け25日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前週末比92円49銭(0.51%)安の1万8096円14銭で午前んp取引を終えた。

 前週末の米株式市場が、サブプライム住宅ローン問題の深刻化を受け大幅安となった事を嫌気し、今日の東京市場は朝方から輸出関連銘柄を中心に幅広い銘柄に売り優勢となった。一時は下げ幅が100円を超す場面もあったが、円安基調が下支えとなり値がさハイテク株などに押し目買いが入って下げ渋ったが、前引けにかけて再び下げ幅を拡大した。東証株価指数(TOPIX)も続落。

 なお、午後の寄り付きは午前の終値を上回って推移し、ハイテク株や主力株一部に押し目買いが入り、急速に下げ幅を縮小している。

 前引けで東証1部の売買代金は概算1兆1779億円、売買高は同9億29万株。東証1部の値下がり銘柄数は1007、値上がりは553、横ばいは165だった。

 個別銘柄では、東芝、NEC、キャノンなどが上げ、トヨタは下げた。他には不動産、商社、銀行株などが軟調に推移している。

  日経平均先物9月物も続落し、前週末22日比100円安の1万8120円で午前の取引を終えた。前週末の米株式市場の大幅下落を受け、朝方から売り優勢で始まった。一時は下げ幅が100円を超す場面もあったが、その後は差先高観からの押し目買いが入って下げ渋った。シンガポール取引所(SGX)の日経平均先物9月物は前週末の清算値に比べ95円安い1万8125円で午前の取引を終えた。

 なお、後場寄りは、上海市場が上昇した事から米株安の影響が限定的との思惑もあり、下げ幅を縮小している。

 一方、東京外国為替市場で円は反発し、12時時点では前週末22日の17時時点に比べ18銭円高・ドル安の1ドル=123円88―91銭前後で推移している。前週末の米株安による円キャリートレードの巻き戻し観測から、円買い・ドル売りが優勢となった流れを引き継いでいる。また、急ピッチな円安への警戒感からの円買いも入った。ただ、内外金利差に基づく円売り・ドル買いも根強く円の上値は重い。

 円は対ユーロではじり安の展開で、12時時点では前週末の17時時点に比べて50銭円安・ユーロ高水準の1ユーロ=166円81―84銭前後となっている。前週末の海外市場の流れを引き継ぎ、円売り・ユーロ買いが優勢な流れとなっている

東京市場寄り付き 日経平均続落 前週末比80円95銭安

 週明け25日の東京株式市場で日経平均株価は続落して始まり、前週末比80円95銭安の1万8107円68銭で寄り付いた。

 前週末の米株式市場がサブプライム問題の深刻化により大幅に反落した事を受け、今朝の東京市場でも輸出関連株などを中心に売りが先行している。下げ幅が一時100円を超える場面もあったが、その後は円安基調を下支えに下げ渋っている。東証株価指数(TOPIX)も続落して始まる。

 日経平均先物9月物は売り先行で始り、寄り付きは前週末比100円安の1万8120円だった。前週末の米株の大幅安を受け売り先行で始まっている。一時120円安の1万8100円まで下げる場面もあった。シンガポール取引所(SGX)の日経平均先物9月物は前週末の清算値と比べ170円安の1万8050円で寄り付いた。

 一方、東京外国為替市場で円は反発して始まり、9時時点では前週末22日の17時時点に比べて23銭の円高・ドル安水準の1ドル=123円83―86銭前後で推移している。前週末の海外市場で米株が大幅に反落した事を受け、リスク回避から円キャリートレードの巻き戻し観測による、円買い・ドル売りが優勢となった流れを引き継いで始まっている。また、前週末の急速な円安の進行の反動から、利食いの円買いの動きも目立つ。ただ、内外金利差に着目した円売り・ドル買いも断続的に出ており、円の上値は重い。

 円は対ユーロでは続落し、9時時点では1ユーロ=166円70―76銭前後と前週末の17時時点と比べて39銭の円安・ユーロ高水準で推移している。こちらも内外金利差に着目した円売り・ユーロ買いが優勢になった海外市場の流れを引き継いで始まっている。

今週の東京市場の展望

 先週の東京市場は円安などを背景に日経平均株価が6連騰し、今年2月26日に付けた終値ベースでの年初来高値(1万8215円35銭)を更新した。週末には利食い売りに押され7営業日ぶりの反落となったが、大引けにかけ下値の底堅さを確認した買戻しが入るなど、市場心理は悪化していないと見られる。

 そこで今週の株式市場だが、海外市場及び為替や金利の動向を睨みつつも、底堅く推移しザラ場での年初来高値(1万8300円39銭)を試す展開になると思われる。今週は国内外でイベントが目白押しで、27と28日には米連邦公開市場委員会(FOMC)や、国内では28日に5月の鉱工業生産指数と29日に5月の全国消費者物価指数の発表などが控えている。

 市場では米連邦準備理事会(FRB)は政策金利の誘導目標を5.25%に据え置く見通しが有力で、米景気の底堅い推移が期待される。しかしながら、インフレに対するFRBの見方次第では金融引き締め観測につながり、長期金利の上昇を招き株価に影響を及ぼす事も予想される。特にサブプライム住宅ローン問題が深刻化している現在、長期金利の上昇は更なる信用リスクを引き起こす可能性があり、世界への影響を含め特に注視すべきであろう。

 また日本では5月の鉱工業生産指数は3カ月ぶりの上昇となり、5月の全国消費者物価指数は4カ月連続低下となる見通しが有力である。市場予想から大幅なずれがない限り日銀の金融政策変更への影響は限られ、円安基調は当面維持されると思われる事から、輸出関連銘柄が主導する形で相場を押し上げるかもしれない。

ちなみに、前週末のシカゴ市場の日経平均先物の清算値は1万8045円と、大証終値1万8220円下回って終わり、週明けの東京市場は売り先行で始まる可能性が高い。


 一方、先週末に円は対ドルで4年半ぶりに1ドル=124円台に突入し、ユーロは1ユーロ=166円94銭と導入来最安値を更新し、今週の円相場は先週と同様に安値圏で推移するのではとの見方が強い。世界的な金融引き締め傾向から金利先高観が根強いのに対し、日本では7月利上げ観測はほぼ消えたとの見方から、内外金利差に基づく円キャリートレードの流れは変わらないと見られる。

 今週は、27−28日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれ、FOMCでは政策金利据え置きを決定する見通しだが、その後の会見でインフレに強い懸念が示されれば、金融引き締め観測からドル買いを後押ししそうだ。ただ、それが長期金利上昇を招いて米株価下落を引き起こせば、リスク回避から円キャリートレードの巻き戻しから円買い・ドル売りとなる事もありうる。

 また、日本では28日に5月の鉱工業生産指数と29日に5月の消費者物価指数の発表などが控えているが、その内容が市場予想の範囲内の場合、日銀の金融政策の変更はないとの見方から円安の流れは変わらないと思われる。

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ブランド時計じかけのオレンジ が最善です。
内容は難解。このサイトを勝手にリンクに貼っているサイトの多くは、 「意味不明なクール・サイト」 と説明していますが、何度も読んでいると不思議に理解できます。より直接的な(そして禁断の扉)買収技術や防衛策に触れたい人は、買収 をどうぞ。

国際情勢に疎い、または「全部知ってるのに情報を発信できないルール」の外務省。
笑いたい人は、外務省の世界情勢ページ をどうぞ。

もっと知ってるのに、もっと発信するわけにはいかないNGO団体。
もう少し笑いたい人は、NGOの世界情勢ページ もそうぞ (←ここは所々にクリック募金をトラップのように仕掛けてあるので注意して下さい)。

一般の報道機関から情報をピックアップしているサイトの中では、世界情勢・海外情勢の見方、と、国際情勢の分析と予測 が、私の優良認定サイト。
メディアの明日を見たければ、題もそのまま メディアの明日 をどうぞ。恐ろしいほど予測スケジュール通りに、メディア界は動いています。
“D”の顔写真…ではなく「“D”の顔をイメージした絵」だそうです。部外者がいなくなったときのDの顔にあまりに似ている!
(↑↑“D”の顔写真…ではなく“D”の顔をイメージした絵だそうです。でも普通に、部外者がいなくなった時のDの素顔ですけど?我々だけに見せる素顔ながら、あまりに見慣れた顔なので特に恐怖などはなく、むしろ愛玩動物的感覚です…騎士たちのデジャ・ヴのHP版から、許可を得て転載しています)

海外市場の動向 NYダウ大幅反落 サブプライム問題深刻化

 22日の米株式市場は大幅反落し、NYダウは前日比185ドル58セント安の1万3360ドル26セントで、ナスダック総合株価指数は前日比28.00ポイント安の2588.96で終えた。その後、

 アジアや欧州の株式市場が軟調な展開だった事を受け、米国株式市場も朝方から軟調に推移した。その後、深刻化しているサブプライム問題に関し、前日メリルリンチやJPモルガン・チェース、リーマン・ブラザーズなど債権銀行が資産を差し押さえ、一部を競売にかけ始めたことに対し、ベアー・スターンズは傘下の2つのヘッジファンドの内1つに対し、最大で32億ドルの融資をする救済措置を発表した。

 しかし、その発表をきっかけに、市場にはサブプライムローン担保証券の損失規模は当初の予想を超えているのではとの観測が浮上し、再評価をし直したら銀行や年金基金が保有する資産価値が低下するとの懸念が広がった。また、今後サブプライム問題が金融市場全体の信用収縮につながり、米国経済に深刻な影響を及ぼすのではとの思惑から、金融株を中心に売り一色となり株価を大幅に下落させた。

 ちなみに、シカゴ市場の日経平均先物の清算値は1万8045円で、週末の大証終値1万8220円を下回って終えた。

 一方、NY外国為替市場で円は続落し、前日比20銭円安・ドル高の1ドル=123円85―95銭で取引を終えた。この日は海外市場での流れを引き継ぎ、内外金利差に伴う円売り・ドル買い優勢で始まった。しかしながら、サブプライム問題が発端となって米株が大幅安となり、一方で米長期金利が低下に転じると、円キャリー取引の巻き戻しから、円買い・ドル売りの動きが広がり円の下値を支えた。

 円は対ユーロで大幅に下落し、前日比1円15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=166円75―85銭で取引を終えた。こちらも、海外市場の流れを受け内外金利差に基づく円売り・ユーロ買い優勢で始まった。その後、欧州中央銀行のトリシェ総裁の利上げ継続と受け取られる発言もあり、一時ユーロ導入以来の最安値となる166円94銭まで下落する場面もあった。

東京市場大引け 日経平均反落 前日比51円67銭安

 22日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比51円67銭安の1万8188円63銭で今週の取引を終了した。

 今日の東京市場は6連騰による終値ベースでの年初来高値更新を受け、高値警戒感から売り優勢で始まった。また、週末と言う事もあって利食い売りや、ポジション調整の売りが出やすい地合いであり、午後に入っても相場は軟調に推移した。ただ、ハイテク株や輸出関連株の一部が相場を下支えし下げ渋ると、下値の底堅さから大引け前にかけて買戻しの動きが出て、下げ幅を縮小して今週の取引を終えた。東証株価指数(TOPIX)も反落。

 東証1部の売買代金は概算で2兆8458億円で、売買高は19億4831万株。値下がり銘柄数は1033、値上がりは546、変わらずは149だった。

 個別銘柄では、半導体市況の好調を受け、アドテストや東エレクが高い。また利上げ後退の影響から三菱UFJやミレアHDなどが下落し、一方で長期金利の上昇懸念から菱地所などの不動産株が安い。

 日経平均先物9月物も反落し、終値は前日比40円安の1万8220円であった。朝方から高値警戒感による売りが優勢の展開となった。また、週末と言う事もあり見送り気分が強く、一時前日比150円安の1万8110円まで下落する場面もあった。ただ、下値では押し目買いが入って下げ渋ると、大引け前に下値の底堅さを好感した買い戻しが入り、下げ幅を縮小して終えた。

 シンガポール取引所(SGX)の日経平均先物9月物は前日の清算値と比べ10円安の1万8220円で取引を終えた。TOPIX先物9月物は反落し、終値は前日比3.5ポイント安の1783.0であった。日経300先物9月物は続落した。日経平均オプション7月物は日経平均株価の下落を受けてコールが売られた。

  一方、東京外国為替市場で円は124円を再び試し、現在1ドル=123円98―01銭前後で推移している。朝方から124円を目前にした円売り・ドル買いの攻防であったが、通貨オプションに絡んだ円買いに押され一時はもみ合った。27―28日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にして、様子見ムードが強いかと思われたが、円が対ユーロで最安値を更新すると、対ドルでも連れ安となり、再び124円の下値を探っている。

 円は対ユーロでユーロ導入来安値1ユーロ=166円36銭を更新し、現在1ユーロ=166円33−37銭前後で推移している。朝方から、内外金利差に基づく円売り・ユーロ買いの流れが強い。

東京市場前引け 日経平均反落 前日比127円50銭安

 22日の東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を広げ、前日比127円50銭(0.69%)安の1万8112円80銭で午前の取引を終了した。

 今日の東京市場では、昨日まで6連騰で年初来高値を更新した事で、高値警戒感から主力株を中心に利食い売りが優勢となっている。下値では優良銘柄など押し目買いが入ってはいるが、週末で材料難も加わり、午後も見送りムードが強いかもしれない。東証株価指数(TOPIX)も反落。

 前引け時点の東証一部の売買代金は概算で1兆3656億円、売買高が9億9106万株。値下がり銘柄数は1174、値上がり銘柄数が406、変わらずが140。

 個別銘柄では、半導体関連の良好な指標を背景に、アドテストや東エレクが高い。一方、トヨタ、ソニー、松下、TDK,三菱UFJが軟調だった。

 日経平均先物9月物も反落し、前日比130円安の1万8130円と前場の安値で引けた。朝方からこのところの高値警戒感から売りが優勢の流れとなった。ただ、下値では押し目買いも入り、安値圏でもみ合う展開となった。

 シンガポール取引所(SGX)の日経平均先物9月物は前日の清算値と比べ90円安の1万8140円で取引を終えた。OPIX先物9月物も反落し、前引けは前日比15.0ポイント安の1771.5であった。日経300先物9月物は続落した。日経平均オプション7月物は、日経平均株価の下落を受けてコールが売られた。

 一方、東京外国為替市場で円はじりじりと下げ幅を拡大し、1時時点では前日の17時時点に比べて25銭の円安・ドル高の1ドル=123円93―96銭前後で推移している。朝方から前日の海外市場の流れを引き継ぎ、円売り・ドル買いが優勢で始まった。前日の米株高や長期金利の上昇を背景に、円キャリー取引が膨らみやすい地合いで、ボーナス資金向けの外貨投信設定絡みの円売りなども重なり、円は2002年12月11日(安値124円07銭)以来の安値水準を超える勢いとなっている。

 円は対ユーロでも下げ幅をひろげ、11時時点では1ユーロ=165円85―88銭前後と前日の17時時点と比べて35銭円安・ユーロ高水準で推移している。こちらも内外金利差に基づく円売り・ユーロ買いの流れが優勢である。円は豪どるなどでも下げており、全面安の展開となっている。